『母の唄がきこえる』まもなく公開(4/20〜5/10まで)

『母の唄がきこえる』 4/20(土)〜5/10(金)まで


【監督】大谷康之【脚本】松下隆一【撮影】岡田賢三
【出演】菅田俊/菜葉菜/大島葉子/笠原のあ/中村陽香/河野魅人/牧藍人
min/2013年
□上映館:渋谷ユーロスペース(21:10〜レイトショー)


【STORY】真冬の長野。廃止間近い、小さな鉄道路線がありました。廃止を知って、投稿からそれぞれかえって来る姉と妹。実家には父が一人で暮らしておりました。その昔姉妹は父との確執から故郷を離れ、長年帰っていませんでした。電車の車窓にながれゆく懐かしい故郷の姿を見ながら、姉と妹は父や亡き母などの思いでを胸に、生まれ育った家へと向かいます。一方、電鉄会社で車両整備士をしている父は、廃止と時期を同じくして定年を迎え、これまでの人生を振り返り、亡き妻や娘たちへの詫びる気持ちを込めて、家までの道のりを線路沿いに歩いて帰って行くのです。家が近づくにつれ、父の存在の大きさに気づき、再会をためらう姉と妹。そして父の悔恨。家族が家族であることをつなぎとめたのは、亡き母のあたたかさ、何でもなかった家族の日常、物言わぬ父の愛情でありました……。

2012年4月1日に廃線となった長野電鉄屋代線を舞台にした物語。解説だと、「廃止となる貴重なその瞬間までもとらえながら」とあるので、廃線に立ち会えなかった鉄道ファンの皆さんもお見逃し無く。菅田さん、菜葉菜ちゃん、大島葉子さんは久しぶりのそろい踏みです。


予告編


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

4/20(土)21:10の回 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):菅田俊菜葉菜大島葉子、大谷康之監督