『セデック・バレ 第一部:太陽旗/第二部:虹の橋』 4/20(土)〜5/31(金)まで
【監督・脚本】ウェイ・ダーション【撮影】テン・ディンチャン
【出演】リン・チンタイ/マー・ジーシアン/安藤政信/河原さぶ/ビビアン・スー/木村祐一
144min(第一部)/132min(第二部)/2011年
□上映館:渋谷ユーロスペース/吉祥寺バウスシアター
【STORY】
第一部「太陽旗」
台湾中部の山岳地帯に住む誇り高き狩猟民族・セデック族。その一集落を統べる頭目の子モーナ・ルダオは村の内外に勇名をとどろかせていた。1895年、日清戦争で清が敗れると、彼らの暮らす山奥にも日本の統治が広がり、平穏な生活は奪われていく。それから35年、頭目となったモーナは依然として日々を耐え抜いていた。そんな中、日本人警察官とセデック族の一人が衝突したことをきっかけに、長らく押さえこまれてきた住民たちが立ち上がり…。
第二部「虹の橋」
連合運動会が開かれていた霧社公学校を襲撃したセデックの決起部隊の手によって、戦う術を持たない多くの日本人は女子供の区別なく命を奪われた。日本軍は直ちに鎮圧を開始。山岳地帯の地の利を活かして戦うセデックの前に苦戦を強いられるが、圧倒的な武力を誇る日本軍と警察を前に、セデックの戦士たちは一人また一人と命を落としていく。男たちが絶望的な戦いに挑むなか、セデックの女たちもまた選択を迫られ、それぞれが信じる道を選ぶことに。決着のときは近づいていた…。
「海角七号 君想う、国境の南」のウェイ・ダーション監督による「霧社事件」の映画化。一部と二部は入替制となってますのでお間違えなきよう。予告見たけどこれは面白そうだね。本国台湾は言うまでもなく、プレミア上映された第7回大阪アジアン映画祭でも観客賞を受賞した本作ですが、4時間超の完全版は日本と台湾のみでの公開、その他の国は2時間半のショートバージョンとなってるようです。NHKは公開にあわせて倍音が素晴らしい「Amazing Voice 台湾民族音楽特集」も再放送してくれんかなあ。
舞台挨拶等の予定は以下の通り。
4/20(土)
12:40の回(@渋谷)初日舞台挨拶
ゲスト(予定):ウェイ・ダーション監督、種田陽平(プロダクションデザイン)
18:00の回(@渋谷)、13:35の回(@吉祥寺)初日舞台挨拶
ゲスト(予定):ウェイ・ダーション監督
4/21(日) 12:40の回(@渋谷) 舞台挨拶
ゲスト(予定):ウェイ・ダーション監督
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