『銀河漂流バイファム』の主題歌(の入ってるTAOのアルバム)が紙ジャケCDとなってついに復刻!

今日から1ヶ月にわたりテアトル新宿にて『サンライズフェスティバル2010夏』が開催されてるわけですが、“アーリーサンライズ”と題し、初期のサンライズ系ロボットアニメが多数上映される今週の上映作品の中に、なんと、10歳の頃の私が自分の小遣いから大枚はたいてドラマLP(これ)を買うほどに好きだった(にもかかわらず、周りはほとんど裏のストップひばりくん!とか見てて、それは世間でも同じで、放送時間も金曜7時から夕方へと左遷され、地方では打ち切りとなって見れない人まで出て、特に再放送もなく本放送後私自身も見返すことなく今日まできてしまった)不遇のアニメ銀河漂流バイファムが特別上映されるということで二十数年ぶりに再見できる!と驚喜しとるわけですが、バイファムといえば謎のバンドTAOが歌う主題歌『Hello,Vifam』抜きには語れない。私の“好きなアニソン”ベスト3に常時入り続ける名曲。子供向けアニメなのに全編英詞(君らはゴダイゴか?)。初めて聞いたときあまりの格好良さにシビレた私は、放送をテープにとって一生懸命歌詞をカタカナで書き起こし共に歌ったものです(その後ドラマLP買ってフル音源をゲットするわけですが、それは少し後の話)。


あれから数十年経ち、時折思い出してyoutubeで見ては「ああ、フルで聴きたい。手元に置きたい」と思っても中古CDは高値。今回サンライズフェスで上映されるということで、久しぶりにいろいろ検索かけてみたらこんなお宝映像が上がっててビックリ。
銀河漂流バイファム OP「Hello Vifam」

右がライヴバージョン。はじめて見た!(ようつべすげえ) 
いまさらだけど歌ってるの外人さんだったのね。ていうかこの曲、プログレだったのか。

↑2010年に行われたライヴ映像。現在はLAで活動してるらしい。


しかもなんというタイミング! バイファムのOP「Hello Vifam」を含むTAOの80年代に出したアルバム『FAR EAST』が、今年の4月に紙ジャケ復刻されたという話が出ており、早速amazonで検索。うわあ、あった〜〜〜(嬉)。ED「Never Give Up」もボーナストラックに入ってる!

FAR EAST [BRIDGE-155]

FAR EAST [BRIDGE-155]


amazonの内容解説にはこんな文章が。

機動戦士ガンダム」で知られる日本サンライズ制作の「銀河漂流バイファム」のテーマ曲を歌っていたロックバンド、TAO(タオ)が1983年にワーナーからリリースしたアルバム「FAR EAST」をこの度27年振りに高音質SHM-CDにて限定生産紙ジャケ復刻!!「銀河漂流バイファム」(83~84年)は、ヴェルヌ「十五少年漂流記」という「機動戦士ガンダム」初期段階(79~80年)に着想されていたモチーフに使った、今でもカルト的人気を誇る傑作ロボットアニメ。その主題歌Tr- 11「HELLO,VIFAM」をアニメソング初の英語詞で歌ったのがデビュー間もないTAO。一度シングルCD化されるもすぐに廃盤、各サイトで高値で取引され、アルバムは某復刻サイトでも洋楽ボードで熱狂的なリクエストを集め1位に輝いている。今回、唯一の日本語詞であるエンディング・テーマTr- 12の他、キューピーに提供したTr-6、ブリヂストンTr-2、パイオニアTr-13など当時企業に提供したCM曲も多数収録、ワーナー時代の楽曲全てを網羅した完全盤。「バイファムのオープニングテーマを訳すために英語を勉強した」という話も多く聞かれる、アラフォー世代には堪らない復刻です!!なお、TAOのメンバーは後にEUROXを結成し、「機甲界ガリアン」のテーマ曲でも大ヒットを飛ばしています。

こんな情報、当時小学生だったから全然知らなかった。一応主題歌は話題になってたんだね。というわけで早速購入。届くのが楽しみです。


尚、テアトル新宿では以下の回が上映されるとのこと。

◆8月12日(木) 21:00〜
銀河漂流バイファム”ケイトの記憶”涙の奪還作戦!!』(58分)
銀河漂流バイファム 消えた12人』(58分)


関連:
今週のヘヴィ・ローテーション "Hello,Vifam"(Single Version) From:TAO『FAR EAST』(@プログレッシヴ・ロック専門店 WORLD DISQUE 店長中島のプログレな日々)