『丘を越えて』まもなく公開（5/17〜6/20まで） - 嗚呼、テレ日トシネマ－雑記

『丘を越えて』　5/17（土）〜6/20（金）まで

【監督】高橋伴明【脚本】今野勉【撮影】小松原茂
【出演】西田敏行/池脇千鶴/西島秀俊/余貴美子/嶋田久作/利重剛/戸田昌宏/下元史朗/金山一彦/石井苗子/峰岸徹
114min/2008年
□上映館：シネスイッチ銀座(6/20まで)／新宿バルト９(6/某日まで)ほか

【STORY】江戸情緒を残す下町育ちの娘・葉子は、菊地寛の私設秘書となった。社長室で、菊池は帯をずり落としそうにし、呟く。「僕は５０歳で死にます。それまで僕のそばにいてください。」新しく創刊した雑誌「モダン日本」編集部では、母国の社会と文化変革をと野心を燃やす朝鮮の貴族出身の美青年・馬海松が、葉子を挑発する。葉子の心に２人の男の思いが入り込んでくる……。

大ヒットドラマ『真珠夫人』の原作者であり、文藝春秋社を創設し芥川賞・直木賞の創始者としても知られる菊池寛。彼の生誕120周年を記念し、モボ・モガが闊歩するモダンな日本を舞台に、菊池寛と彼をとりまく様々な人々が織りなす人間模様を描いた猪瀬直樹の時代小説「こころの王国」を映画化した『丘を越えて』が今週末より公開されます。監督は『光の雨』『火火』の高橋伴明。