『雪の女王[新訳版](併映「鉛の兵隊」)』まもなく公開(12/15〜1/25まで)

『雪の女王[新訳版](併映「鉛の兵隊」)』 12/15(土)〜1/25(金)まで
□上映館:渋谷シネマアンジェリカ立川シネマシティ(1/11まで)


雪の女王[新訳版]』(レフ・アタマーノフ監督)
 65min/ロシア(ソ連)/1957(オリジナル)/2007(新訳版)
“北の国にある古い小さな街に住む幼なじみの少年カイと少女ゲルダ。ある冬の晩、ゲルダのおばあさんから雪の女王の話を聞いていると、窓の外で雪の女王の気配がしました。怖がっているゲルダに向かってカイは「雪の女王が部屋に入ってきたら、熱い暖炉に座らせるよ」と笑って言いました。それを聞いた雪の女王は怒り、氷のかけらでカイの目と心に呪いをかけてしまいます。以来、人が変わったように意地悪になったカイはある寒い冬の日、雪の女王に連れ去られてしまいます。冬が過ぎても戻ってこないカイを探しに、ゲルダは旅立つことを決めました……。”


同時上映『鉛の兵隊』(レフ・ミリチン監督)
20min/ロシア(ソ連)/1970年
“とある街のアパートメントの一室の、部屋の棚の上に、25体の鉛の兵隊の人形が置かれていました。25体は同じ鉛の塊から生まれた兄弟だったのですが、最後の一体は鉛が足りなくなって、生まれた時から片足しかないというハンデを背負っていました。そんな彼はある日、同じ部屋に住む真っ白なバレリーナに出会い、いつしか互いに惹かれあってゆきます。そんな二人の様子を快く思わない魔法使いが、鉛の兵隊にいじわるをします。窓の傍でバランスを崩し、ひとりで外の世界に放り出された鉛の兵隊は……。”

宮崎駿が描く数々のヒロインの原点とも言われるロシア(ソ連)のアニメーション『雪の女王』がいよいよ今週末よりリバイバル上映されます。原作はアンデルセン童話ですが、吹き替えなしのロシア語オリジナル版、かつ翻訳を全面的に見直した<新訳版>での公開となるようです。ちなみに同時上映となる『鉛の兵隊』は芸能事務所タイタンの太田光代社長がきっかけで公開に至ったとか。公式サイトに行くと宮崎監督や太田夫妻の作品コメントなども読むことができるので興味のある方は是非。


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連載「雪の女王」インタビュー(@YOMIURI ONLINE)