『M(エム)』まもなく公開(9/15〜10/19まで)


『M(エム)』 9/15(土)〜10/19(金)まで


【監督】廣木隆一【脚本】斉藤久志【撮影】鈴木一博【音楽】オオヤユウスケ
【出演】美元/高良健吾/大森南朋/田口トモロヲ/田中哲司
110min/R-15指定/2006年
□上映館:※渋谷ユーロスペース


まだ、私は愛することを知らない


【STORY】聡子(美元)は夫・秀之(大森南朋)と子供3人、平穏に暮らしている。幸せな日々、しかし聡子の胸の奥には、見えない不安がいつもつきまとう。「28歳ってオバサンですか?」携帯サイトに書き込み、男と情事を重ねていく聡子。気付いた時には、抜けられない闇へと堕ちていた。優しい声の男はヤクザで、聡子は売春を強要されていた。携帯の着信音を聴く度に身震いがする。脅迫され、強要され、どこへも逃げられない。その中で初めて知った悦び。一方変わっていく妻の姿に戸惑いを感じつつも、ただ見つめることしか出来ない秀之は妄想の世界へと入り込んでいく。もうひとり、聡子を見つめる少年がいた。母親を助けようとしたために捨てられてしまった稔(高良健吾)。稔は河原を歩く聡子を母親に重ね、脅迫されている聡子を助けようとするのだった。稔と聡子が出会った時、聡子の心の中に潜んでいた欲望が疼き始める。私を憎んでください。罰を与えて下さい。こうして私は本当の愛を知るのだから……。


映画『M』公式ブログ

些細なきっかけで異常な性の世界にはまってしまった者たちを描いた馳周星の同名中篇集を『ヴァイブレータ』の廣木隆一監督が映画化。主役の美元って“ミヲン”て読むのか。『ハリヨの夏』で映画デビューし、先週より公開されてる青山真治監督『サッドヴァケイション』にも出演中の高良健吾クンは、本作で第19回東京国際映画祭特別賞を受賞しております。


予告編


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

9/15(土)11:50の回上映後 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):美元、高良健吾大森南朋廣木隆一監督ほか
※当日朝10時より整理券配布。

『たとえ世界が終わっても』に引き続き、今夏はユーロスペースに通いまくりの大森南朋さんです。


M(エム) (文春文庫)

M(エム) (文春文庫)


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