『陸に上った軍艦』まもなく公開(7/28〜9/14まで)


『陸(おか)に上った軍艦』 7/28(土)〜9/14(金)まで


【監督】山本保博【原作・脚本】新藤兼人【撮影】林雅彦/海老根務
【出演】新藤兼人/蟹江一平/滝藤賢一/大地泰仁/池内万作/加藤忍/二木てるみ/大竹しのぶ(語り)
95min/ビスタサイズ/2007年
□上映館:渋谷ユーロスペース


多くの戦記読物がある。だが弱兵の記録はない。何故なら、彼らは穴を掘り、殴られ、雑役に追い回されただけだからだ。そんな惨めな戦記を誰が書くか、思い出したくないのだ、戦争そのものを。


【STORY】1944年春、召集令状を受けて、32歳で広島県の呉海兵団に二等水平として入隊した新藤兼人。彼は同年6月に宝塚海軍航空隊に配属され、翌年上等水兵で敗戦を迎えた。この映画は95歳にして現役、日本映画界最高齢の監督が、証言者として出演し自身の戦争体験を語ったドキュメンタリー・ドラマ。

長年新藤監督の下で助監督を務めてきた山本保博の長編デビュー作。本作公開を記念し、8月4日〜8月17日までの期間、同じビルにある渋谷シネマヴェーラにて『新藤兼人傑作選』が上映されます(スケジュールはこちら)。併せてどうぞ。


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

7/28(土)11:00/13:00の回 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):新藤兼人、山本保博監督 他
※当日朝より整理券配布。

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