2007年4〜6月

あっという間に3ヶ月。日に4本はしごした日も多かったせいか、思ったより観に行ってたなというのが率直な感想。

4月

「春のめざめ」「岸辺のふたり」「口裂け女」「檸檬のころ」「秒速5センチメートル」「プロジェクトBB」「ロッキー・ザ・ファイナル

5月

「Water」「蟲師」「恋しくて」「神童」「蒼き狼」「ドリーム・クルーズ」「心」「兎のダンス」「ストリングス」「ゲゲゲの鬼太郎」「しゃべれども しゃべれども

6月

「バベル」「14歳」「東京小説 乙桜学園祭」「キサラギ」「きみにしか聞こえない」「舞妓 Haaaan!!!」「大日本人


時間のない人にいまどれをオススメするかといったら、間違いなく『キサラギ』です。これは脚本が見事。素晴らしい回収劇。特に「売れないアイドル好き」の皆さんであれば自分の体験と照らし合わせてあれやこれや思い出し涙なくしては観られない映画になるのではないかと思われますw。小栗クン目当ての女子中学生と60過ぎたロマンスグレーのおっちゃんたちが一緒に声あげてどっかんどっかん笑う映画なんてのもなかなかないので、是非。



そういえば、『きみにしか聞こえない』なんだけど(これもなかなか良かったですよ。人によっては前半の展開の遅さを退屈に感じるかもしれないけれど、風景が良かったので私自身はとても楽しめました)、原作を読んだ覚えはまるでないのに、この話、確実に知ってるんだよ。あらすじ読んだときも「あれ?」って思ったんだけど、「1時間」ていう時差とそれがキーとなるバスロータリーのシーンはすごくよく覚えてる。たぶんNHK-FM青春アドベンチャーでラジオドラマ化されてたんじゃないかと思うんだけど、よくよく考えたら自分がラジオドラマっつーものを最後に聞いたのはかれこれ15年も前の話。原作者である乙一自身、まだデビューすらしていないはず。いったいいま私が覚えてるこの記憶はなんの記憶なんだろう??? 絶対ラジオドラマだと思うんだけどなあ。乙一じゃないとしたら、ダレのナニと記憶がごっちゃになってるんだろう。