『赤い文化住宅の初子』まもなく公開(5/12〜7/6まで)


『赤い文化住宅の初子』 5/12(土)〜7/6(金)まで


【監督・脚本】タナダユキ【撮影】下元哲
【出演】東亜優/塩谷瞬/佐野和真/坂井真紀/浅田美代子/大杉漣/桐谷美玲/鈴木慶一/鈴木砂羽/諏訪太朗/江口のりこ/安藤玉恵/本多章一/伊藤幸純/佐倉萌/浅田美代子
100min/2007年
□上映館:渋谷シネ・アミューズ(〜6/22まで)/渋谷シネ・ラ・セット(6/23〜)


【STORY】母に先立たれ、父は小さい頃に蒸発。高校中退して稼いだ少ないお金を風俗につかってしまう兄。そんな兄と二人、文化住宅に暮らす初子。「一緒に東京行くんで」。同級生の三島くんとの約束。でも、うちにはそんなお金、どこにもない。「カネ、カネ、カネ…」。ラーメン屋のアルバイトの帰り、今日も初子は虚ろに歩く。お母さんが大好きだった『赤毛のアン』。孤児のアンはみんなに好かれて幸せになるけれど、そんなの夢に決まってる。『赤毛のアン』なんて大嫌い!かなわない高校に行く夢、工場をクビになって自暴自棄になる兄、未払いで止まる電気、たくさんの不幸を、初子はひとり小さな体で受け止める。「あんた、いっつも誰かが助けてくれるいうて思うとるじゃろ」。そんな初子を担任・田尻は突き放す。精一杯の初子に三島くんから差し出された、赤いマフラー。一緒に巻いて、嬉しくなった初子は本音をもらす。「嫌いじゃったアンに本当は憧れとったん」。そんな時、失踪した父が姿を現す…。ほつれた家族の糸は?三島くんへの想いは?そして中学を卒業して、初子はどんな春を迎えるのだろうか……。

タカダワタル的』『月とチェリー』のタナダユキ松田洋子の同名コミックを映画化。主演は、TBS昼ドラ『我輩は主婦である』の長女役でおなじみ東亜優。ここのところ主演作が相次いでますねー。ちなみに5/26(土)からは渋谷シネ・ラ・セットにてスピンオフ作品「16jyu―roku」(奥原浩志監督)も公開されますので併せてどうぞ(こちらも主演は亜優ちゃん)。


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

5/12(土)11:45の回上映後、14:05の回上映前 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):タナダユキ監督,松田洋子(原作者),東亜優,塩谷瞬(11:45の回のみ登壇),佐野和真,浅田美代子
※当日朝9:00より整理券配布。

赤い文化住宅の初子 (F×COMICS)

赤い文化住宅の初子 (F×COMICS)

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