『アタゴオルは猫の森』まもなく公開（10/14〜11/17まで）

『銀河鉄道の夜』のキャラクターとしても使用されたますむらひろしの大ロングセラーコミックを3D-CGアニメで映画化した『アタゴオルは猫の森』が今週末から公開される。監督は『イノセンス』の演出を務めた西久保瑞穂。『耳すませば』の黒田聡が美術を担当している。アニメ制作を、アジア最大級のモーションキャプチャースタジオを有し、『アップルシード』や『デスノート』のCG制作で知られるデジタル・フロンティアが担当しているだけあって、立って歩く猫たちまでがモーションキャプチャーにより人間と変わりない動きを再現している（この辺りは好みの分かれるところだね）。ちなみにこちらが2003年の東京国際アニメフェアで公開されたというパイロットフィルム、橋本カツヨ（＝細田守）版「ATAGOUL」（見たい人はお早めに！）。

『アタゴオルは猫の森』　10/14（土）〜

【監督】西久保瑞穂【脚本】小林弘利
【出演】山寺宏一/谷山浩子/平山あや/小桜エツ子/夏木マリ/田辺誠一/谷啓/佐野史郎/平山あや/内田朝陽/石井竜也
min/2006年
□上映館：恵比寿ガーデンシネマ（〜11/17まで）／新宿武蔵野館（〜11/10）ほか

【STORY】緑に囲まれた豊かな土地、アタゴオル。年に一度のお祭りの日、トラブルメーカーのヒデヨシは何かが封印されている箱を見つけ皆が止めるのも聞かず開けてしまう。すると中から植物の女王ピレアが登場、歌でアタゴオルの住人たちを魅了してしまう。ピレアから封印を解いたヒデヨシは、森の中で輝彦宮に出会い、2人はたちまち意気投合する。ところがピレアが住人たちを植物に変え始め……。

『アタゴオルは猫の森』公式ブログ
 原作者・ますむらひろし公式サイト