『ソースの小壜』『煙が目にしみる』まもなく公開(10/7〜10/13まで)

重松清の官能小説「愛妻日記」に収録された短編6作が映画化され、先週今週と2本ずつ順次公開されてきたわけだが、締めとなるラスト2作、渡辺謙作監督『ソースの小壜』、亀井亨監督『煙が目にしみる』が今週末より公開される。亀井監督は『心中エレジー』『楽園』等でなんとなく想像つくのだが、渡辺監督のエロスものってどんな感じなんだろう。脚本の黒沢&荒井コンビは後藤真希主演ドラマ『指』に続いてだね。

『ソースの小壜』『煙が目にしみる』〜重松清原作「愛妻日記」より〜 10/7(土)〜10/13(金)まで
□上映館:渋谷ユーロスペース(21:00〜レイトショー)


『ソースの小壜』
【監督】渡邉謙作【脚本】黒沢久子/荒井晴彦(監修)【撮影】村石直人
【出演】未向/草野康太/温水洋一
70min/R-18指定/2006年
【STORY】お互い初めての相手同士と結婚した、純子と公平。白いマンション、白いブラウス、白い下着。二人の関係は純潔だった。だが、純子は派手な下着をつけ、黒いドレスを着て同窓会に出席する。怪しむ公平が後をつけると、純子は中学時代の同級生、岡田とホテルに消えていった。厳格な母の影響で、病的なほどに「汚れる」ことを嫌う公平は、他の男に汚されてしまった純子を徹底的に汚すことを誓う。そして彼は輪姦倶楽部に自らの妻を差し出すことに……。


『煙が目にしみる』
【監督】亀井亨【脚本】吉田直人/荒井晴彦(監修)【撮影】中尾正
【出演】不二子/木下ほうか/田村泰二郎
70min/R-18指定/2006年
【STORY】「美味しいよお、あんたのまんこの味がするから。こんな美味しい煙草はないよお」。千穂は子作りのため夫・高橋に禁煙を命じていた。リストラされたことを妻に言えない高橋は、煙草の煙に惹かれ、ショートピースを吸っていた女子高生と援交してしまう。その晩、千穂はショートピースの臭いに気づき激しい嫌悪感を示す。昔、老人に同じ煙草を性器に差し込まれたせいだと言うのだ。しかしその思い出は千穂のものではなく、本当は双子の姉・可穂のものであるのだが……。


愛妻日記

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