『愛妻日記』『饗宴』まもなく公開(9/23〜9/29まで)

妻に対する夫のゆがんだ情欲を描いた重松清の官能小説「愛妻日記」。これに収録されてる短編6作がそれぞれ映画化され、毎週2本ずつ、3週にわたって限定上映されます。今週末から公開されるのはサトウトシキ監督『愛妻日記』緒方明監督『饗宴』。残る4作品の監督は富岡忠文、斎藤久志、渡邉謙作、亀井亨。荒井晴彦が全作品の脚本監修についていたり、中原翔子川瀬陽太、不二子らが主演する作品なども控えていて、なかなか気になる企画です。

『愛妻日記』『饗宴』重松清原作「愛妻日記」より〜 9/23(土)〜9/29(金)まで
□上映館:渋谷ユーロスペース(21:00〜レイトショー)


『愛妻日記』
【監督】サトウトシキ【脚本】橋本浩介/荒井晴彦(監修)【撮影】広中康人
【出演】永井正子/戸田昌宏
68min/R-18指定/2006年
【STORY】真面目だけが取り柄の、小心で面白みのない男、小田。妻あやねとの間にはなかなか子供ができず、妻と二人きりの関係を維持できるのかどうか悩んでいた。ある夜、小田が帰宅するとドアノブに青い玩具の手錠がぶら下がっていた。小田はそれを使ってあやねを辱める。最初は戸惑っていたあやねも感じ始め、やがて小田は妻を陵辱することに昂ぶりを覚える。しかし、実は、青い手錠はあやねが仕掛けたものだった。そして彼女には、絶頂を感じた、ある過去があった……。



『饗宴』
【監督】緒方明【脚本】中野太【撮影】藤井良久
【出演】杉本哲太/村松恭子/伊藤洋三郎/速水典子
62min/R-18指定/2006年
【STORY】「くだらぬ者とは、魂よりも肉体に愛を寄せる者である」。雅之と恭子は、お互いの老いはじめた身体に、もう欲情しなくなっていた。同じベッドの上、違うバイブレーターを使って、別々に自慰する二人。そんな雅之に本当の愛の形を教えてくれたのは、高校の倫理の先生とその奥さまとの思い出だった。それはまだ、雅之が17歳だったときの出来事。先生の家で奥さまと二人きりになり、思わず奥さまの身体にむさぼりついた雅之が障子の先に見たものは……。


舞台挨拶等の予定は特にありません。

愛妻日記

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