『バッシング』公開に至るまでの舞台裏を語る

現在、渋谷イメージフォーラムで公開中の映画『バッシング』ですが、本作をフィルメックスで観て公開まで漕ぎ着けた配給会社さんのインタビューが載っていたのでお知らせしときます。
「バッシング」公開への道を切り開いた 山本絵美さん


そうか、この人は主人公の彼女に共感できたのか。私は自分がいなくても世界がきっちり回ってるのをみると安心するタイプなので、主人公みたいに「自分を求めてくれる何かが欲しい」っていう気持ちはあまりよくわからないんだけど、でも、彼女に共感できなかったおかげで、どっちがいい悪いってのが本質的な問題じゃないんだってことが判って逆に良かった気がする。コンビニのおでんのシーンで秋田の某容疑者の存在とダブってはいろいろ思ったり、直前に観てたメリーさん(『ヨコハマメリー』)と比較していろいろ考えたり。。。世間からちょっとずれた人ってのはこの先何十年経とうと一定の割合存在し続けるわけで、自分だって20年後にはボケて世間からずれた人になっちゃってるかもしんないし、そんな自分を、生暖かくヲチしながらでも受け入れてくれる余裕がこの社会にあったらいいなあ。


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