『欲望』まもなく公開（11/19〜1/6まで）

狂おしいまでに恋した相手は、決して肉体を通して人を愛せない男性だった…。小池真理子原作の官能恋愛小説を映像化した『欲望』が今週末から公開される。主演は『運命じゃない人』での好演も記憶に新しい板谷由夏。相手役は村上淳。ベストセラー小説の映像化を数多く手がけてきた篠原哲雄がメガホンをとり、『female／桃』に続き、女性の切ない官能世界に挑む。脇で大森南朋が出てるんだけど、これで今年公開作7本目*1か？　すごいな。　

『欲望』　11/19（土）〜1/6（金）まで　

【監督】篠原哲雄【脚本】大森寿美男/川崎いづみ【撮影】上野彰吾
【出演】板谷由夏/村上淳/高岡早紀/津川雅彦/大森南朋/利重剛/内田春菊/中村方隆/水木薫/筒井康隆/中村久美/吉田日出子
133min/ビスタサイズ/R-18指定/2005年
□上映館：渋谷アミューズCQN（〜12/16まで。12/10よりレイトショーに移行）／渋谷シネ・アミューズ（12/17〜レイトショー）

愛しているから抱きたい、愛しているのに抱けない

【STORY】 中学時代、三島由紀夫に傾倒する美少年・正巳（村上淳）に憧れながらも、親友の阿佐緒（高岡早紀）に好意を寄せる正巳と一定の友情を保っていた類子（板谷由夏）。10数年後、学校図書館司書として穏やかな生活を送っている類子は、年上の精神科医（津川雅彦）と結婚した阿佐緒を囲み、久々に正巳と再会する。正巳には、類子しか知らない秘密があった。高校時代に巻き込まれた事故で性的不能に陥っていた正巳。そうと知りながらも類子は彼への愛が止められず、また正巳も類子を愛し始めていた……。

11/19（土）13:10の回に初日舞台挨拶あり。ゲストは小池真理子（原作)、篠原哲雄監督、板谷由夏、村上淳、高岡早紀を予定。当日の朝9:00より整理券配布。尚、初日の入場者全員に「サイトウマコト デザイン」のオリジナルポスターがプレゼントされるそうです。

尚、平日の最終回に限り、女性のみ２名以上で来場すると当日料金1000円均一で鑑賞できる割引サービスが実施されるそうです（12/9まで）。

欲望 (新潮文庫)

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*1:弥次喜多、デーモンラヴァー、サヨナラCOLOR、鍵がない、イツカ波ノ彼方ニ、乱歩地獄、そして欲望。年末には、実の兄貴が監督した「ゲルマニウムの夜」の公開も控えている。