『O_chi 空を飛んだオッチ』まもなく公開(8/6〜9/2まで)

空を飛ぶ力を持った少年の喜びとかなしみを描いたファンタジー作品『O-chi 空を飛んだオッチ』が今日から公開されます。原作は直木賞作家・海老沢泰久の同名小説で、今年のテアトル新宿イチオシ、夏休み親子向け映画といったところでしょうか(昨年は確か『機関車先生』)。飛騨の山々を舞台にしてるということで、飛騨高山好きとしては旅行に行けない代わりに映画で我慢しようかといったところですが、撮影されたのはもっと奥の山村の方ということで、青い空に、流れる白い入道雲、萱葺屋根の家々といったところでしょうか。あー、こういう暑い日は、果物屋の上のフルーツパーラーでヨーグルトスイーツが食いたい。本持ってって、喫茶店はしごしながらのんびりしたい。そして「福来博士記念館」で貞子に想いを馳せながら念写実験を(ウソ)。ちなみに知事さんが郵便配達員役で出演したそうです。そのときのレポ→知事の絵日記(平成16年8月8日付)


『O_chi -空を飛んだオッチ-』 8/6(土)〜9/2(金)まで


【監督】澤村正喜【脚本】石田芳子【撮影】井上明夫【美術】丸尾知行
【出演】山辺悠太/高宗歩未/中村憲和/倍賞千恵子/南果歩/平田満/ベンガル/渡辺梓/嶋田奏子/中村繁之/金山一彦/梶原拓/
102min/2005年
□上映館:テアトル新宿(9:45〜モーニングショー)


もし目の前に、本当に空を飛べる子が現れたらあなたはいったいどうしますか?


【STORY】オッチ(主人公ひろし)は小学5年生でおばあちゃん(倍賞千恵子)と二人暮らし。ある日オッチは大きな木から落っこちた。でも不思議なことにかすり傷ひとつ負わなかった。地面にぶつかりそうになったとき体がなぜか浮かびあがったのだ。オッチは大喜びでおばあちゃんに空を飛べたことを話すが、決して人に言ってはいけないといわれる。そんなある日、空を飛んでいるところを同級生のキヨシに見られてしまった。キヨシ(中村憲和)はいんちきだって騒ぎだす。最初は信じなかったみんなも本当だとわかるとオッチのことを気味が悪いとか宇宙人とか言いはじめた。でもクラスでただ一人オッチのことをうらやましいと言ってくれたのがまりっぺ高宗歩未)だった。彼女は足が悪く思うように歩けない。二人は楽しい夏休みをすごしたが……。