『火火』まもなく公開(1/22〜3/18まで)

女性陶芸家の草分けであり、息子の白血病発病をきっかけに骨髄バンク設立に奮闘した女性陶芸家・神山清子の実話を映画化した火火が明日から公開される。本作には、白血病を患う息子役で窪塚俊介が出演してるが、高橋伴明の映画でデビューとはちょっと意外。自身も白血病を患い見事芸能界復帰を果たした吉井怜も出演。尚、映画で使われてる陶芸品は全てモデルとなった神山清子本人が制作したものだそうだ。


『火火』 1/22(土)〜3/18(金)まで


【監督・脚本】高橋伴明【撮影】栢野直樹【スチール】立木義浩
【出演】田中裕子/窪塚俊介/黒沢あすか/池脇千鶴/遠山景織子/岸部一徳/石田えり/山田辰夫/塩見三省/下元史朗/鈴木砂羽/吉井怜/原史奈/井原正巳/東ちづる/石黒賢
114min/2004年
□上映館:新宿武蔵野館(〜2/25まで)/シネスイッチ銀座(〜3/18まで)


【STORY】滋賀県信楽町。夫に去られ、女手ひとつで2人の子どもを育てながら、長年の夢である穴窯による自然釉の成功を夢見て、ひたすら窯炊きを続ける女性陶芸家、神山清子。極貧生活の中での挑戦にしばしば失意の底に沈みながらも、数年後、ついに成功の瞬間を目の当たりにする。しかし幸せも束の間、同じ陶芸の道を歩み始めた長男・賢一が、突然倒れる。下された診断は白血病。助かるためには骨髄の移植が必要だった。その日から清子は、骨髄バンク設立に向け鬼となる……。

1/22(土)は初日舞台挨拶あり。シネスイッチ銀座は11:30の回終了後、新宿武蔵野館は14:10の回上映後。どちらもゲストは高橋伴明監督、田中裕子、岸部一徳を予定。(追記:初日舞台挨拶の模様



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