『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』から３０余年、石井輝男が再び乱歩に挑戦する。いや〜、これ、楽しみにしてました。話もワクワクもんだし、出演者も豪華。だがしかし、先日予告編を観たら急激に気分が萎えてしまった。そうか。ビデオ撮影なのか…（鬱）。フィルムなら良かったのになあ。ちらしで見るとどの写真もすごくいい雰囲気なのに、実際の映像は…。それにしても、出演者の「しゅう」って元シャ乱Ｑの「しゅう」、、、だよなあ。
『盲獣vs一寸法師』 3/13（土）〜5/7（金）まで（3/27から21:15レイトショーに変更）※6/5から１週間限定アンコール上映
【監督・脚本・撮影】石井輝男【原作】江戸川乱歩【特殊美術】原口智生
【出演】リリー・フランキー/塚本晋也/橋本麗香/藤田むつみ/丹波哲朗/リトル・フランキー/平山久能/鳴門洋二/薩摩剣八郎/及川光博/しゅう/手塚真/園子音/熊切和嘉ほか
DV/95min/2001年
□上映館：渋谷シネ・ラ・セット
【STORY】
浅草レビューのスター水木蘭子（藤田むつみ）の舞台を見物に行った三文小説家・小林紋三（リリー・フランキー）は隣席に座る不気味な男の事が気になって仕方がなかった。男は始終うつむいたままで、蘭子が舞台に登場しても一向に顔をあげない。その帰り道、紋三はさらに奇妙な光景に遭遇する。子供の身体に大人の頭・一寸法師が、切り落とされた女の生腕を運んでいた。そんなとき、紋三は、密かに想いを寄せる美しい人妻・百合枝（橋本麗香）から、義理の娘が姿を消したので明智小五郎（塚本晋也）を紹介して欲しいと頼まれる。ところが、明智の話では水木蘭子もまた失踪したという。忽然と姿を消す美女たち。やがて次々と起こる猟奇事件。でもそれは、まだ事件の発端にすぎなかった…。
3/13（土）12:25の回上映後、14:30上映前に石井輝男監督、リリー・フランキー、塚本晋也による舞台挨拶あり。3/21（日）16:35の回上映後、18:40の回上映前に石井輝男監督、藤田むつみ、平山久能、薩摩剣八郎による舞台挨拶あり。整理券は9:00から配布。また、3/27は21:15の回上映後に石井輝男監督のティーチインが行われる。整理券は11:20より配布。撮影は禁止。整理券は一回につき一人一枚の販売。
4/9(金)21:15分の回上映前にリリー・フランキー、轟夕起夫（文筆稼業）のトークショーあり。4/16（金）には上映前に舞台挨拶。ゲストは石井輝男監督、藤田むつみ、橋本麗香、細野佑美子を予定。
−追記−
渋谷シネ・ラ・セットでの追加上映決定！期間は6/5（土）〜6/11（金）の１週間。今回はレイトショーではないです。
※作品の感想はid:eichi44:20040512#p2を参照。
