トークショーは楽しい

映画『アンテナ』の公開を記念し、今夜は新宿ロフト・プラスワンで「日本映画を語ろう!」と称したトークイベントが行われているのだが、『アンテナ』の監督・脚本家による撮影秘話、プロデューサーによる映画製作の裏側など、興味のある内容だったのでちょっと行きたかった。


単館系の映画館では、上映の前後に15〜30分のトークショーを行うことがよくある。基本的に映画のおまけなので、指定された回の映画さえ観れば料金は無料。ゲストは、監督が主だが、スタッフ、出演者、時には映画の内容に関連した著名人が呼ばれることもあり、同じ料金でトークまで聞けちゃうのだからものすごくお得である。しかし都心に生活してない社会人が実際にそれを見に行くのはなかなか難しい。劇場のほとんどが新宿・渋谷に集中してる上、平日の夜に催されることが多いからだ。しかも朝10時に整理券が配られたりするわけで、それをもらうためだけに会社を休むのかと思うと、さすがに二の足を踏んでしまう。土曜夜のオールナイトでなんてこともあるのだが、オールナイトは確実に寝るからなあ(…金がもったいない)。


しかし、トークショートークイベントというのは、舞台挨拶なんかより断然面白い。一度行くと病み付きになる。特に、インタビューを受ける機会のほとんどない人物がゲストのときは表に出てこない話も多く楽しい。映画祭だと時間も更に長くなり、ゲストも多くなったりで、内容も濃いんだな。


そういえば、そろそろゆうばり国際ファンタスティック映画祭である。
今年のラインナップは何だろ?(どうせ行けないんだけど…涙)