エロス番長初日舞台挨拶速報!

早いですね。先ほど初日を迎えた瀬々敬久監督『ユダ』の舞台挨拶の模様がもう載りました。
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=993


予定には載ってなかったけど、主演の岡元夕紀子も来たようです。今日は夜に渋谷シネ・ラ・セットでもうひとつの主演作『き・れ・い?』の舞台挨拶もあるんで、当然といえば当然なんですけど直前までスケジュールの都合がつかなかったのかな?


尚、GWに上映された第1弾『ワラ番長』シリーズの投票結果も発表されたようです。古澤健監督が来たということは『ロスト★マイウェイ』が一番人気だったってことですかね。おめでとさんでした!(拍手)



今日はえらい勢いで「ともしび」「吉田良子」「河井青葉」「エロス番長」で検索かけてこられるんですけど、それは嬉しいんですけど、検索エンジンさん、リンク先を“【邦画】カテゴリー”にするのはいい加減やめてください(汗)。その記事が書かれた日付の日記にダイレクトにお願い。そんなわけで映画番長関連記事を【邦画】カテゴリーからはずしてみることにしました。エロス番長関連で来られた方は、タイトル左横にある[映画番長]カテゴリーをクリックしてみてください。 


ちなみに今回も日本映画専門チャンネルが“トークショーご招待企画”を催しているので、トークショーに行かれる予定の方は早めに整理券GETされたし。今回は役者さんのゲストがいないんで前回のような立ち見大入り満員になることはないとは思うけど、念には念を入れです。日本映画専門チャンネルさん、今回もトークショー採録、期待してますよー。

志賀昆虫

渋谷駅からイメージフォーラムに行く途中、1ブロック手前ぐらいに「志賀昆虫」という看板を掲げたちっちゃな店舗がある。幾度と無く通っていた道だけど、先日友人とイメフォに行った際、「どうしても一度入ってみたかった」と言われ立ち寄るまで、そこにそんな店があることすら知らなかった。


中に入ると、所狭しと昆虫の標本がずらっと並べられていて、「あ、標本屋さんなんだ」と一目で了解。レジ前には虫取り網や標本グッズもたくさん並べられており、『天国の青い蝶』のちらしもさりげなく飾られていた。お店の正式名称が「志賀昆虫普及社」なので、虫に関することならなんでもよさげ。ほんとに狭いちっちゃい店舗で、うちらの後から、いかにも昆虫標本しそうな“ちび冬彦さん”もどきのメガネ少年二人が母親に連れられ入ってきたら、もはやお店は満員状態。でもこれ、昆虫好きな少年は来た方がいいよー。心躍るよー。なんてたって、ヘラクレスとかネプチューンとかこんなかんじの強そうなオオカブトムシがいっぱい飾ってあるわけですよ。「すっげー、ヘラクレスだー!」 そりゃあ少年も叫ぶさ駆け寄るさ。お値段は、チーン、、、どれもこれもウン万円クラスでございます。中でも個人的に目をひいたのは、ひとりだけ柄の違うやつ。白と黒のエクスタシー。名前は長いので忘れたが、目にした瞬間「おお、ゼブラーマン!」と心の中で叫んでしまった。「2」が作られる時は、是非哀川翔の家で飼って欲しい。出動の際には「ゼブラウイング」として活躍するのだ。


その後もおじさんが標本買いにきたり、何げに繁盛してるので家に帰りネットで調べたら、知る人ぞ知る超老舗有名店だった。友人は悩んだあげく、2000円ぐらいの蝶の標本をお買いあげ。「え、そんな趣味があったの?」「いや、ないけど」 自分も緑に輝くカブトムシ型コガネムシが欲しかったけど4000円だったのでなんとか衝動買いを思いとどまった。店員さんは気むずかしいオヤジさんではなく、ちょっと歳のいったにこやかなオネイサンなので安心してタダ見できます。暇のある方はイメージフォーラムに行く途中、ちょっと覗いてみるのも一興ですよ。夏だし。


関係ないけどこのカブトムシ、欲しい・・・。すんげー、ツノがいかしてる。夜になると光ったりしないの?

『IZO』まもなく公開(8/21〜10/8まで)

出演者があまりに豪華すぎて話題の三池崇史最新作『IZO』が今日から公開されます。主演は松田龍平じゃなくて、中山一也48歳。むむ、その歳には見えない。ものすごい遅咲きじゃないか。最近、桃井かおりが宣伝部長として頑張ってるけど、どれを見ても三池崇史に首ったけ(死語?)のご様子がありありと出てるのが可愛らしい。噂によると、「はなまるマーケット」には、お手製の“三池ドレス”*1で登場したとか。本作は第61回ベネチア国際映画祭の正式招待作品に決定してるが、ベネチアといえば、清水崇監督のホラー番長『稀人』もデジタルシネマ部門に正式招待されてます。


『IZO』 8/21(土)〜10/8(金)まで
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【監督】三池崇史【企画・原案・脚本】武知鎮典【撮影】深沢伸行【配給】チームオクヤマ
【出演】中山一也/桃井かおり/松田龍平/美木良介/高野八誠/原田龍二/石橋蓮司/山本太郎/秋野太作/大橋吾郎/原田大二郎/ミッキーカーチス/遠藤憲一/寺島進/高瀬春奈/中山麻理/菅田俊/松田優/本宮泰風/宮本大誠/石山雄大/TEAH/村上竜司/中島宏海/夏山千景/伊藤秀裕/中村一議/長谷川誠/シーザー武志/古井榮一/武蔵拳/伊藤靖司/須藤雅宏/山口祥行/山口仁/ERIKU/加藤正人/塩田時敏/山之内幸夫/高島優子/天手千聖/宮本浩光/内田裕也/及川光博/緒形拳/岡田眞澄/大滝秀治/片岡鶴太郎/勝野洋/樹木希林/篠田三郎/ジョー山中/曽根晴美/友川かずき/長門裕之/夏樹陽子/原田芳雄/ビートたけし/ボブ・サップ/魔裟斗/松方弘樹/力也
128min/ビスタサイズ/2004年
□上映館:シアター・イメージフォーラム 


「なれば斬れい、以蔵、斬って、斬って、斬りまくっちゃれい!」


【STORY】1865年(慶応元年)5月、岡田以蔵(中山一也)、土佐勤皇党首領・武市半平太美木良介)に操られ、「天誅」の名のもとに数々の幕府要人を暗殺、「人斬り以蔵」と恐れられたテロリスト。彼は今、磔刑架に磔にされ処刑されようとしていた。以蔵の体を仕置人(遠藤憲一寺島進)が槍で何度も何度も情無用に刺し貫く。以蔵は絶叫を挙げ、死に絶えた…享年28歳。が、しかし…。以蔵の怨念は消えることがなかった。彼の魂は時空間を超越し、都会の片隅で廃人のように生きるホームレスに宿る。すると、ホームレスの肉体は変貌を遂げ、究極の殺人マシーンIZOへと生まれ変わった。怨念の塊と化したIZOは夜のストリートを脱兎の如く駆け抜け、空を飛ぶ。その勢いは留まることをしらず、遂に時空を越え異空間に突入するのであった……。


8/21(土)は16:00の回上映時に初日舞台挨拶あり。ゲストは三池崇史監督、中山一也、松田龍平美木良介友川かずき中山麻里高野八誠を予定。司会は塩田時敏。 当日10:30より整理券配布。


【関連記事・サイト】
中山一也の日記
『IZO』完成披露試写会舞台挨拶(2004/8/9 イメージフォーラム)
『IZO』初日舞台挨拶(2004/8/21 イメージフォーラム)(※この写真の松田龍平はオヤジそっくり!)

*1:三池監督の姿をポラロイドで何十枚と写して全身に貼り付け作ったドレス。正面には正面、横には横、背中には後ろから撮った三池監督の写真が使われていたらしい。作った方も、付き合った方もエライ。