『悪は存在しない』は久々の合気映画だった

濱口竜介監督の新作『悪は存在しない』を観る。衝撃のラストという触れ込みだったからかなり想像していったのにびっくりした。そして久しぶりの合気映画だった。バランス理論とかラストの観客にかけた技含め、もうやり口が合気なのよ。触れてる箇所ではこちらからの攻撃を感知させず、こちらとあちらを繋げて一気に力を流し込む。倒された相手はなぜ自分が倒れたのかわからずキョトンとする。『不気味なものの肌に触れる』『ハッピーアワー』以来遠ざかっていたのでもう興味ないのかと思ったらまた戻ってきてくれて嬉しい!