『ベイブルース 〜25歳と364日〜』まもなく公開(10/31〜12/4まで)

『ベイブルース 〜25歳と364日〜』 10/31(金)〜12/4(木)まで


【監督・原作】高山トモヒロ【脚本・監督補】金田敬【撮影】 志賀葉一
【出演】波岡一喜/趙たみやす/小川菜摘/安田美沙子/柳憂怜/申相祐/山口馬木也/仁科貴/石田えり
120min/2013年
□上映館:角川シネマ新宿


【STORY】かつて風のように時代を駆け抜けた若き漫才師がいた。彼の名は河本栄得。高校時代の同級生である相方の高山知浩と共にNSC(吉本総合芸術学院)の門を叩き、7期生として雨上がり決死隊、トゥナイトのなるみ、矢部美幸ナインティナイン矢部浩之の兄)と机を並べる。卒業後はコンビ名を『ベイブルース』と改め、上方お笑い大賞最優秀新人賞やABCお笑い新人グランプリなどの新人賞を次々と獲得。当時の若手有望株の筆頭に躍り出た。歌手としてCDリリースも決まり、ベイブルースは将来を嘱望される漫才コンビとなっていった。漫才に対する姿勢は同期の中でも群を抜く厳しさで、寝る間を惜しんでネタ作りと漫才の練習に打ち込む日々。ボケと突っ込みのタイミングも徹底的にこだわり続け、コンピューター並みの正確さを追求。自分のボケに対して期待通りの突込みをしなかったと、相方の高山を怒鳴りつける事も多かった。人は河本の事を“天才”とも“悪童”とも評し、畏敬の念を以て彼と彼らの活躍に目を見張った。しかし、今、彼の姿はない。何もかもが絶好調だった1994年秋、河本はテレビのロケ中に体調不良を訴え、入院。それからわずか2週間後の10月31日、劇症肝炎による脳出血の為、25年と364日の生涯を閉じた。その短い人生の幕を閉じた彼の生き様は激しさと優しさに溢れ、今だ芸人たちの心に行き続けている。

当事者である相方が監督も担当するって、吉本ならではだね。やりたいこと・伝えたいことがあって撮った人の初監督作は、青臭くて足し算だらけで不格好・・・だけど「嫌いじゃないっスよ、そういうの」っていう作品に仕上がってることが多いので、本作も期待。


予告編 | ベイブルースの漫才


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

11/1(土)9:45の回上映後 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):波岡一喜、趙たみやす、小川菜摘安田美沙子オール巨人オール阪神・巨人)、光永高山トモヒロ監督
※全席指定。チケットは既に発売中。