『東京に来たばかり』 11/9（土）〜11/29（金）まで
【監督・脚本】蒋欽民(ｼﾞｬﾝ･ﾁﾝﾐﾝ)【撮影】釘宮慎治
【出演】倍賞千恵子/秦昊(ﾁﾝ･ﾊｵ)/中泉英雄/張均簶(ﾁｬﾝ･ﾁｭﾝﾆﾝ)/田原(ﾃｨｴﾝ･ﾕｴﾝ)/窪塚俊介/風間トオル
min/日中合作/2012年
□上映館：シネマート新宿（ﾓｰﾆﾝｸﾞｼｮｰ）
【STORY】中国から東京に来たばかりの青年は、ある日、ひとりの老婦人に出会う。ちょっとしたはずみで持っていた碁石を道に落としてしまったとき、一緒に拾い上げてくれたおばあさん。それが、吉流（よしりゅう）と五十嵐君江の出会いだった。野菜の行商をしている君江は、「ずいぶん年季の入った雲石だね。中国の碁石でしょう。」とすぐさま言い当てる。やがて吉流は、君江とその孫の翔一と家族のようになり、孤独と不安に満ちた「東京に来たばかり」の日々から、少しずつ日本人や日本社会に馴染んでいく。誰の助けも借りずに質素に生きる君江は、孫の翔一にも厳しい態度に接する。だが実は深い思いやりに満ちていることを、吉流は少しずつ知るようになる。君江のなかの厳しさと優しさ、温かさこそ、吉流が出会った日本にほかならないのだ。
中国語題は『初到東京』。９２年に来日、約8年間滞在し日本映画学校等で映画製作を学んだ元留学生だという蒋欽民監督。震災からわずか2ヶ月後に日本ロケを敢行し翌年無事完成。しかし中国での反日デモが加熱してる最中だったり、配給会社のゴーシネマ倒産したりでどうなることかと思いましたが、今週末より無事日本での公開をスタートさせます。
予告編
舞台挨拶等の予定は以下の通り。
