散歩がしたい病を患う

治療のため、今年のGWこそは川越踏破を目指す。
川越見物へようこそ


「散歩」といえば、気が向いた道を気の向くままにふらふらと歩くもんだけど、自分の場合は「建物を探す」ことがメインの楽しみなので、計画的に出向くときは常に地図持参。歩いた道にはマーキングし全ての道という道を歩き尽くす。散歩というより、現調(汗。一度間違えられたことがある)。いやだってね、こっちとしては、新しい住宅群の中にポツンと一軒建替えもされず生き延びてる古い家屋、そいつに偶然ばったり出会うというシチュエーションにものごっつ萌えるわけですよ。そういうのは希少であるが故にしらみつぶしにいかないとなかなか出会えない。しかも観光のために立ちつづけてる家とは異なり、次に行ったときそこにその家があるとは限らないという一期一会の世界。その無常さが建物探索の醍醐味だったりするわけです。


でもほんと、一度ちゃんと建築史を勉強したいなー。そしたら、いまより数倍たのしい散歩ライフが送れるのに。そこの通りすがりの建築学科の学生さん! どこぞに、「一般住宅」(←ここポイント)の変遷(明治から昭和まで)が写真(orイラスト)付で解説されてる書籍はありませぬか? 本屋の建築コーナーを探すも、なかなかピッタリくるものがなくて寂しい。