『アインシュタイン・ガール』まもなく公開(7/16〜)

富江』『メノット』と今年も春から公開作が目白押しの及川中監督。今週末から公開されるアインシュタインガール』は、監督にしては珍しくエロでもホラーでもない正統派のSFファンタジー。及川版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ともいうべき本作。その舞台となったのは、千葉県・ユーカリが丘だそうで、監督自身がシナハンに行ってかなり触発されたらしく、地元民にはたまらない場所やアイテムがふんだんに取り入れられているそうです。その辺りの経緯については、ユーカリが丘のサイト(こちら)にて街の写真と共に詳しく語られてるので、興味のある方はどうぞ。


『アインシュタインガール』 7/16(土)〜


【監督・脚本】及川中【撮影】瀬川龍
【出演】岩佐真悠子/小松愛/福士誠治/秋山莉奈/矢口聖来/鈴木一功/渋谷正次/フジ山/広瀬悠江/渡瀬実幸/小池里奈/キムラ緑子/田口トモロヲ
82min/スタンダード/2005年
□上映館:ユーロスペース(21:10〜レイトショー)


【STORY】ユーカリが丘に住む女子高生・今西薫(岩佐真悠子)は、一年前に母親の頼子(キムラ緑子)を交通事故で亡くし、父親(田口トモロヲ)と二人で暮らしていた。ようやく悲しみも癒えたその日の朝、母親が事故死した家の前の坂道で見知らぬ少女の姿を見かける。じつは、その少女は「事故の日」にも同じ場所で見かけていたのだった…。ある日、薫が親友のヤマ(小松愛)といつものように環状鉄道「こあら号」に乗って学校へ向かうと、そこにまたしてもあの少女が…。悪い胸騒ぎがしたその瞬間、車内を凄まじい閃光と衝撃が貫く。気が付くと過去の世界にタイムスリップしていた二人。しかもその日は、薫の母が事故に会う二日前の世界だった。タイムトラベラーの禁忌を破り、母を助けに向かう薫。しかしそこに、またしてもあの少女が…。果たして薫は、母を救い、再び元の世界へ戻れるのだろうか……。


7/16(土)は初日舞台挨拶あり。ゲストは及川中監督、小松愛を予定。