『日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場 第二夜』まもなく公開(11/20〜12/24まで)

『日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場 第二夜』 11/20(土)〜
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□上映館:テアトル池袋


11/20(土)〜12/3(金)までロードショー
『爛れた家〜「蔵六の奇病」より』
【監督】熊切和嘉【脚本】宇治田隆史【撮影】橋本清明【音楽】赤犬/松本章
【出演】森下サトシ/川口真理恵/三浦誠己/奥村公延 
63min/ビスタサイズ/2004年
“昔々、ある村に、心優しい蔵六(森下サトシ)という青年がいた。妹の春子(川口真理恵)はそんな兄が大好きで、蔵六の行くところどこへでもついてまわっていた。しかし、ある日突然、蔵六は、体中が膿み、変形していく奇病に侵される。父・六太郎と母・志づは、蔵六を家の中に閉じこめ、医者にも連れて行かず村人の目から隠し続けた。姿を見せなくなった蔵六を心配する村長ら村人たち。家族の様子に不審を抱いた村長の息子・白橋(三浦誠己)は、家に押し入り蔵六を外に引きずり出す。変わり果てたその姿に嫌悪する村人たち。もはや限界に達した両親は泣く泣く蔵六を手にかけようとする。兄を救うため、蔵六を背負って家を飛び出す晴子。村は、夏祭りの最中だった……。”


12/4(土)〜12/24(金)までレイトショー
『オカルト探偵団 死人形の墓場』
【監督・脚本】山本清史【撮影】磯部康広【音楽】Coral Blue Identity
【出演】保坂早春/谷和憲/高東楓/相葉弘樹/川村亜紀/三輪ひとみ/原史奈
52min/2004年
“新入生の七海と大介は、興味本位で高校のオカルト研究会に入部する。部員は、超能力者だという会長の白鳥を筆頭に、不気味な人たちばかり。研究会では今、去年、謎の自殺を遂げた女生徒について調査中だった。どうやら彼女の死には、小さい頃に愛用し押入の奥に仕舞われていた人形が関係してるらしい。その話に怖気づく大介とは対照的に、謎の解明にやる気をみせる七海だったが、自殺した生徒と同じ「死人形」の霊に取り憑かれてしまう。原因を探るため、死人形の墓場と言われる異空間へ向かう研究会のメンバー。しかしそこで彼らを待ち受けていたのは、捨てられたマネキンやむいぐるみが山のように積み重ねられている地獄のような空間だった……。”


『恐怖列車』
【監督】坂本一雪【脚本】宇治田隆史【撮影】塩田哲也【音楽】松本章
【出演】近野成美/悠城早矢/あじゃ/立花彩野
60min/2004年
“ある休日、遊園地へ行くため列車に乗った高校生の雪乃、麻子、なつ。列車は予定通りに出発したが、突如、事故に見舞われる。事故に至るまでの日々、彼女たちに何があったのだろうか…。学校へ行き、食事をし、家族や仲間たちと何の変哲もない普遍的な日常を営む3人。しかし、やがて訪れる矛盾、身近な人物の不可解な言動、そして何処からともなく現われる黒づくめの男たち…。彼らに執拗に追われ襲われる雪乃たち。悪夢をみているような感覚に襲われた彼女たちが見たものは、あの日遊びにいくはずだった遊園地だった。悪夢と現実。次々と迫り来る恐怖に困惑する3人。果たして、真の現実とは……。”


11/20(土)は13:10の回上映後に『爛れた家』初日舞台挨拶あり。ゲストは熊切監督、森下サトシ、川口真理恵、三浦誠己、黒沼弘己、東千晃ほかを予定。(追記:初日舞台挨拶の模様。日野先生も急遽参加したそうだ。)


また、「オカルト探偵団 死人形の墓場」公開を記念し、11/28(日)13:30より新宿ロフトプラスワンにてトークイベントが催される。出演は山本清史監督、三輪ひとみ、そして日野日出志先生(司会は山田広野)。入場は無料で、チケットなし、出入り自由! 28日に新宿に行かれる方はフラッと立ち寄ってみてはいかがでしょうか(ただし満席の場合は入場を断られる可能性あり)。(追記:公開記念イベントの模様


−追記−
12/4(土)は、「オカルト探偵団 死人形の墓場」の初日舞台挨拶あり。ゲストは日野日出志、山本清史監督、保坂早香、谷和憲、三輪ひとみ、高東楓、川村亜紀を予定。(追記:舞台挨拶の模様)。12/11(土)は、「恐怖列車」の舞台挨拶あり。ゲストは近野成美悠城早矢あじゃ、坂本一雪監督、日野日出志を予定。