『変身』まもなく公開(10/13〜12/17まで)

プラハ生まれの作家、フランツ・カフカのあの有名な短編小説『変身』が映画化され、今週末からロードショー公開される。最初に映画化の一報を聞いたときは、「あれは小説ならではなんであって、あんなもん映像化して面白いか? そもそも<虫>はどうすんだよ<虫>は? 着ぐるみか? 虫目線か? どう考えてもつまらないだろ」と映画化に懐疑的だったんだけど、ああ、なるほどね。こういうことでしたか。これなら、観てみたい。あの役者がそんな姿になって、それを家族があんな目で見つめるのか。それは想像するだに、、、切ないな。

『変身』 10/13(土)〜12/17(金)*


【監督】ワレーリイ・フォーキン
【音楽】アレクサンドル・バクシ【振付】レオニード・チムツーニク
【出演】エヴゲーニイ・ミローノフ/イーゴリ・クワシャ/タチヤナ・ラヴロワ
90min/2002年
□上映館:ユーロスペース


【STORY】ある朝グレゴーム・ザムザが、なにか気がかりな夢から目を覚ますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した……。