『≒舟越桂』まもなく公開(11/13〜12/24まで)

小説『永遠の仔』の表紙等でもお馴染み、クスノキを素材に人間の彫像を作り続ける男・舟越桂の創作活動を追ったドキュメンタリー映画『≒(ニアイコール)舟越桂が今週末から公開される。監督は『曖昧な未来、黒沢清』を撮った藤井謙二郎舟越桂がどうというより、個人的に物が出来上がってゆく様を眺めてるのが好きなので、時間があれば観に行きたいなと思い、忘れないようにご紹介。TX『たけしの誰でもピカソ』で取りあげられてたのって4,5年ぐらい前だっけ? 木の中から人間を彫りだす作業を見てると、『火の鳥』とか『ガラかめ』紅天女の回で桜小路くんが仏師の家に住み込み修行に行ったエピソードなんかとどうしても重ねて見てしまう…。

『≒舟越桂』 11/13(土)〜12/24(金)まで*



【監督・撮影・編集】藤井謙二郎【出演】舟越桂
98min/2004年
□上映館:イメージ・フォーラム(21:10〜レイトショー、11/27より11:15〜モーニングショーと1日2回上映に変更)



【概要】クスノキを素材とした木彫の半身像に大理石の眼という独特なスタイルで世界を魅了し続ける彫刻家・舟越桂。昨年始まった裸像シリーズの新作の製作過程を中心に、“舟越桂”という彫刻家の姿と、彼がクスノキに命を吹き込む過程を丁寧に撮り上げたドキュメンタリー。『≒森山大道』『≒会田誠』に続く「≒(ニアイコール)」シリーズ第3弾。


11/13(土)は初日舞台挨拶あり。ゲストは舟越桂藤井謙二郎監督。


そういや、最近全然イメフォに行ってないので、気付けば2本ぐらい紹介し忘れてた(汗)。


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