『昭和歌謡大全集』を観た(@シネ・アミューズ)

1/3(土)は『サル』以外に↑これも観てきました。2ヶ月近くロードショーが続いてるのに、客は50人ぐらい入っており、まだまだ盛況ですなあ。でも、公開は1/9(金)まで。


昭和歌謡大全集 [DVD]


映画の詳細は以前の日記を参照。


感想は既にあちこちでたくさん書かれてるので他の人に任せるが、実はこの映画、内田朝陽が出てるのである。内田朝陽といえば深田恭子主演の角川映画『死の学園祭』、ドラマ『ロングラブレター〜漂流教室〜』、現在公開中の『精霊流し』などの”真面目で大人しい青年(少年)”というイメージしかなかったのだが、本作では、鈴木砂羽を誘い惑わしその気にさせ、トイレでの絡みまで見せる年下のホスト役を演じていてビックリした。しかも物腰といい挑発的な眼差しといい、これが意外にも違和感なくハマってる。出番は少しだが、今度はメインでこういう役に挑戦してるところを観てみたいものだ。


しかし、『また逢う日まで』という歌をこういう作品の中で聴かされると、改めてすごい歌だなあと思う。別れを歌った詞にもかかわらず、高度成長まっただ中に書かれた曲だからか(はたまたこちらの記憶や想い出がそうさせるのか)、これから不況がやってきて日本経済が下り坂になろうなんて未来は微塵も感じさせないほどに前向き・上向きなパワーで満ちあふれている。あんなラストでも、明日もなんとかなりそうなんだよなあ。