『こはく』まもなく公開(7/6~上映開始)

『こはく』 7/6(土)~


【監督・原案】横尾初喜【脚本】守口悠介【撮影】根岸憲一
【出演】井浦新/大橋彰(アキラ100%)/遠藤久美子/嶋田久作/塩田みう/寿大聡/鶴田真由/石倉三郎/鶴見辰吾/木内みどり
104min/2019年
□上映館:ユーロスペースシネマート新宿


【STORY】長崎県に住む広永亮太(井浦新)は35歳。幼い頃に別れた父のことはほとんど覚えていないが、父が借金とともに残していったガラス細工会社を受け継ぎ、どうにか経営を立て直しつつある。その一方で、かつての父と同じように離婚し、ふたりの息子とずっと会っていない亮太。現在の妻の友里恵(遠藤久美子)とは幸せに暮らしているが、ある日、友里恵から妊娠を告げられ、喜びながらも父親になることへの一抹の不安を覚える。そんな折、母の元子(木内みどり)と暮らす兄の章一(大橋彰)が、街で父を見かけたと言い出した。いい加減なことばかり言って仕事もせずにぶらぶらしている兄が、いつになく真剣な面持ちで父への恨みも口にしたため、亮太は衝撃を受ける。兄に付き合って父を捜し始めた亮太は、自分たちと別れた後の父の人生に思いを馳せる。忘れかけていた子供時代の記憶が蘇り、若き日の母が垣間見せた孤独な姿も思い出すようになる。母は今でも父のことを話すのを嫌がり、亮太が理由を訊いても教えてくれない。そんな母に内緒で父を捜し続けた亮太と章一は、唯一の手がかりとなりそうな元従業員の女性の住所を手に入れるが……。


公式Twitter

監督の実体験がベースとなっている映画で、ほぼ順撮りで撮影されたという本作。アキラ100%が幼き頃に別れた父を共に捜す兄役で出演してます。「あさイチ」にアラタが出たとき、ぼぼ総集編な紹介VTRが流れ「ここまで見せたらもう映画見に行かなくてもよくね?」と思ったものの、再会場面のメイキング映像で、迷子になった幼い兄弟のような顔で泣きじゃくる二人を観たら、最初からきちんと立ち会って再会のこの瞬間を共にスクリーンで迎えたい気分にさせられてしまった、そんな映画です。


予告編


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

7/6(土)14:05の回(@渋谷)、17:05の回(@新宿) 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):井浦新、大橋彰(アキラ100%)、車谷浩司(主題歌)、横尾初喜監督
7/7(日)12:30の回(@渋谷)上映後トークショー 
ゲスト(予定):横尾初喜監督、遠藤久美子
7/9(火) 19:30の回(@渋谷)上映後トークショー 
ゲスト(予定):佐野岳横尾初喜監督
7/11(木)19:30の回(@渋谷)上映後トークショー 
ゲスト(予定):鶴田真由横尾初喜監督