『草野☆キッド』で草野さんが語ってた米・毒ガス権威VSオウム科学技術省長官の生対決映像

探したらあったのでご紹介しておきます。「え?この映像がなんなの?」という方は、「てれびのスキマ」ことid:LittleBoyさんが文字起こししてくれてますので(助かります!)、まずはそちらからどうぞ。


そして↓これが件の映像。米国生物科学兵器研究所カイル・オルソン副所長が緊急来日し、草野さんがキャスターを務めた地下鉄サリン事件についての緊急生特番『オウム真理教の世界戦略とサリン事件の謎 今夜真相に迫る!』に出演。“オウム科学技術省”村井秀夫長官と直接対決しております。


生対決!オウム科学技術省長官 VS 米・毒ガスの権威!!
その1(直接対決は7:00から。「ハステロイ」についてのやりとりは8:57あたりから始まります)

その2(話途中で細菌兵器のVTRに移るけど、関係ないので「その3」へ移動してください)

その3(1:10あたりで草野さんが「サリンの話がまだ途中だ」といって再び話題をサリンに戻します)

※番組の全動画はこちらからどうぞ。



なんで村井さんは「ハステロイ」って言っちゃったんだろうなあ。すごい唐突だよね。なにか勘違いしてたのかなあ。2chの実況板ではこの時の失態がもとで暗殺されたんじゃないかって言われてましたが真偽のほどは不明です(ちなみに特番が放送されたのが95年4月17日。刺殺されたのが4月23日)。


-追記-
「ハステロイ」について捕捉。オウム真理教は農薬「DDVP(害虫防除に用いられる有機リン系殺虫剤)」の生成プラントを作る際、タンク部分の腐食を防止するため耐食性に優れた「ハステロイ」という金属材料を採用していたわけですが、調べてみるとハステロイという金属は確かに抜群の耐食性を誇りながらその一方で「非常に高価な材料」(参考資料:ハステロイの加工性と値段についての質問ステンレスと硫酸の相性についてハステロイのフランジ1個でパソコンが何個も買えてしまう)でもあるらしく、「農薬生成プラントにハステロイを使用してる」と聞いたオルソン氏が「ハステロイ? それはアメリカではサリンなどの神経ガスを製造する際に使用が指定されている材料ですよ」(※裏付け資料)と驚き、「塩酸や硫酸による腐食防止に強いから採用してるだけ」という村井さんの説明にも、「(農薬を作るのに)そこまで設備にお金をかけるなんて感心します」と皮肉で返したのは、猛毒で扱いの難しい神経ガスならそれだけの設備投資をして腐食防止に努める必要もあるが、「DDVP(殺虫剤)」の製造程度に何故そこまでお金をかけ腐食防止に努めなければならないのか、それはつまり作ってるのが「DDVP」ではなく「猛毒のサリン」だからではないのか?・・・ってことを言いたかったんだと思います。


-追記2-
ちなみに今週の視聴率は

*8.5% 00:15-00:45 アドレな!ガレッジ
*7.3% 00:45-01:15 草野☆キッド

でした。あいかわらず高い。泣いても笑っても来週で最終回。お見逃しなく!