『第31回ぴあフィルムフェスティバル』まもなく開催(7/17〜8/5まで)

梅雨が明けたところでまた今年もこの季節がやってまいりました!「渋谷東急(クロスタワーホール)」から京橋にある「東京国立近代美術館フィルムセンター」に移っての開催となった今年のPFF(渋谷再開発の影響なんでしたっけ?>うろおぼえ)。会場変更による一番の違いはなんといっても「全席指定制」になったことでしょうか。といっても当日券以外全てチケットぴあでの販売になるため、座席は「前方」「中央」「後方」ぐらいしか選べないようでなかなかむずいですね(追記:実際にチケット買った方から情報いただきました。席はチケットぴあ店頭で細かく選べるそうです)。今回の審査員は諏訪敦彦監督、下田淳行プロデューサー、作家の三浦しをん氏、吉田大八監督、俳優の松田龍平くんの5名となっております。もちろん7/31(金)の表彰式には全員登壇されるんじゃないかと思うのでチケットの購入はお早めに(追記:告知はされてないようですが、表彰式のチケットは既に完売してるそうです。)。

『第31回ぴあフィルムフェスティバル』 7/17(金)〜8/5(水)まで
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール 地図はこちら
※全席指定。当日券の有無は上映スケジュールを参照。


コンペティション部門】
PFFアワード2009作品・日程詳細
●Aプロ:「ソレダケ」(26分)監督:岩永 洋 
    「私の叙情的な時代」監督:任 書剣(99分) ※予告
●Bプロ:「青春墓場〜問答無用〜」監督:奥田庸介(29分)※予告 
    「ぴゅーりたん」監督:佐々木 想(91分)
●Cプロ:「大拳銃」監督:大畑 創(31分)※予告
    「夢の島」監督:蔦 哲一朗(83分・白黒) ※予告
●Dプロ:「かたすみで、ヤッホウ」監督:松村真吾(40分) 
    「一秒の温度」監督:井上真行(75分)
●Eプロ:「Souda Kyouto He Ikou」監督:加納 隼(40分) 
    「恋愛革命」監督:武田真悟(63分)
●Fプロ:「シュナイダー」監督:頃安祐良(44分)※予告 
    「chain」監督:加治屋彰人(55分)
●Gプロ:「VISTA」監督:佐々木靖之(46分) 
    「彼女のファンタジー」監督:中嶋祐介(63分)
●Hプロ:「普通の恋」監督:木村承子(45分) 
    「靄の中」監督:飯塚 諒(61分)
7/31(金) 16:30〜PFFアワード2009表彰式+グランプリ作品上映


【招待作品部門】
◆第19回PFFスカラシップ作品作品・日程詳細
川の底からこんにちは」監督:石井裕也(104分[予定])
  出演:満島ひかり、遠藤雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松 了


イーストウッド! 〜映画監督クリント・イーストウッド誕生〜作品・日程詳細
「半魚人の逆襲」(82分・DVD・白黒)日本語字幕付
夕陽のガンマン」(132分・カラー)日本語字幕投影
続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」(180分・カラー)日本語字幕投影
「マンハッタン無宿」(94分・カラー)日本語字幕投影
「The Beguiled : The Storyteller」(12分)
「白い肌の異常な夜」(105分・カラー)日本語字幕投影
恐怖のメロディ」(102分・カラー)日本語字幕投影
「荒野のストレンジャー」(105分・カラー)日本語字幕投影
「愛のそよ風」(105分・カラー)日本語字幕投影
許されざる者」(131分・カラー)日本語字幕付
マディソン郡の橋」(135分・カラー)日本語字幕付
真夜中のサバナ」(155分・カラー)日本語字幕付
トゥルー・クライム」(127分・カラー)日本語字幕付
スペース カウボーイ」(130分・カラー)日本語字幕付
ブラッド・ワーク」(110分・カラー)日本語字幕付
「ミスティック・リバー」(138分・カラー)日本語字幕付
父親たちの星条旗」(132分・カラー)日本語字幕付
ミリオンダラー・ベイビー」(132分・カラー)


大島渚講座 作品・日程詳細

「日本春歌考」(103分)講師:黒沢清
「絞死刑」(117分)講師:黒沢清
愛のコリーダ」(104分)講師:若松孝二
大島渚とテレビドキュメンタリー」講師:是枝裕和

PFFアワード2009の方には8/8(土)から開催される傑力珍怪映画祭にもラインナップされてる「大拳銃」も入ってますね。それから予告見て思い出した! 「大拳銃」と同時上映の「夢の島」って、前に松江監督のとこで話題になったあの「夢の島」か! この2本立ては非常にオイシイんじゃないでしょうか。今年度のスカラシップ作品は満島ひかりちゃんが主演! ちなみに、昨年度のスカラシップ作品『不灯港』(内藤隆嗣監督)は今週末7/18(土)より渋谷ユーロスペースにて公開されますので併せてどうぞ。


それから、東京は連日30度を超す猛暑が続いていますが、会場への飲み物の持込みは可能なのか、クーラーの効き具体はいかほどか、といったあたりのことはフィルムセンターのサイトを見てもいまひとつよくわからないので、不安な人は事前に問い合わせしておいた方がいいかもしれません。