『青い鳥』 11/29(土)〜1/9(金)まで
【監督】中西健二【脚本】飯田健三郎/長谷川康夫【撮影】
【出演】阿部寛/本郷奏多/伊藤歩/重松収/井上肇/岸博之/太賀/鈴木達也/荒井萌/篠原愛実/伊藤大翔
105min/2008年
□上映館:※新宿武蔵野館/シネ・リーブル池袋/他
【STORY】新学期、東ヶ丘中学に臨時教師がやってきた。この中学では前期、野口という男子生徒が自殺未遂事件を起こしていた。彼はいじめた生徒の名を遺書に書き残していたがその名が公にされることはなかった。マスコミは騒ぎ、教師たちは「生徒指導」の強化で、その事態を乗り切ろうとした。結局、野口は転校。そして担任の教師は重圧から逃げるように休職した。野口のいたクラスを受け持つことになった臨時教師・村内。彼が挨拶を始めると、驚き笑う生徒たち。村内は極度の吃音をもっていたのだ。しかし次の瞬間、村内のひと言でクラスは静まりかえった。「忘れるなんて、ひきょうだな」。そして彼は野口の机を教室に戻すよう命じ、誰もいないその席に声を掛けた。「野口君、おかえり」。凍りつく生徒たち。一刻も早く事件を「解決」にしようとする教師たちの「指導」で、ひたすら反省を作文にし、野口とのことを忘れようとしていた生徒たちは動揺し、反発する。そんな生徒たちに構わず、村内は毎朝、あたかも彼らを挑発するかのように、無人の机に向かい声をかけるのだった。「野口君、おはよう」。その行為は、2年1組だけでなく、教師や保護者たちの間にも波紋を広げてゆく……。
重松清の同名小説を、原田眞人や篠田哲雄らベテラン勢の助監督を長年務め本作でついに劇場長編デビューを果たす中西健二監督が映画化。今年の阿部ちゃんはいろいろな役に挑戦してますね。(追記:観てきました。阿部ちゃん演じる教師・村内が“吃音”である…このことがかなり重要な意味をもってる映画です。テーマにあわせ、劇中では音楽がほとんど使われません。youtubeになかったので予告編はこちらからどうぞ。)
舞台挨拶等の予定は以下の通り。
11/29(土)10:40の回上映後 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):阿部寛、本郷奏多、伊藤歩、太賀、荒井萌、篠原愛実、山崎和也、新木優子、中西健二監督
※全席指定。チケットは既に発売中(11/26時点で予約枚数販売終了)。
11/29(土)13:10の回 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):阿部寛、本郷奏多、中西健二監督
※全席指定。チケットぴあにて発売中。
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: ハードカバー
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