杉井ギサブロー監督インタビュー(追加)

あらしのよるに』公開当時のインタビューが「日本映画監督協会」のサイトに載ってたのでリンク。インタビュアーはいまおかしんじ監督。
『あらしのよるに』杉井ギサブロー監督インタビュー
このインタビューもすごく面白い。「理由」を明確にすることで失われるものの話とか、情感を伝達する際に「アニメの場合は、思いっきり大嘘つかないと胸に残るような想いっていうのは伝えられない」とかね。「動きって何なんだ!」って、杉井さんも言ってるけど、ほんと最近よく思う。「動き」って何なんだ!


そういえば、こないだ『TOKYO LOOP』というオムニバス・アニメーションで山村浩二監督の新作短編『fig』を観たんだけど、山村さんの中に「動き」で何かを表現したいって意欲をとても強く感じた。『年をとった鰐』でも「動き」をつけるセンスがこれまで以上に巧みだったんで、もっと「動き」が見たい見たいって思ってたら、「現在制作中の『田舎医者』では登場人物の内面の歪みを「造形」や「動き」で表現したい」って語ってて「よっしゃあ!」とガッツポーズ。楽しみにしております(しかし、これ、松竹製作なんだよね。どういう風の吹き回しなんだろう)。
『田舎医者』制作日記



それにしてもどうして最近みんな《夢(悪夢)》のことばかり言うのだろう。↑の制作日記でも山村さん、夢のこと書いてるし、『ゆれる』の西川美和監督もそうだし、パプリカ、悪夢探偵夢十夜ときて、まだこれから何かくるんだろうか。


うつし世は夢 夜の夢こそまこと・・・あ!『シルバー假面』の感想書かなきゃ。