ストリートの壁にスプレー缶で描かれたグラフィティ・アート。その日本における代表格、TOMI-Eの存在からインスパイアされて作られた5人の若者による青春映画『TAKI 183』が今週末から公開される。劇中のグラフィティ・アートはTOMI-E本人が担当し、出演者等にスプレー缶の使い方などつきっきりで指導したそうだ。監督は、これが劇場長編デビューとなるテレビマンユニオンの小林正樹(『東京裁判』の小林正樹監督とは同姓同名の別人です)。監督二作目となる『スキージャンプ・ペア Road to Torino 2006』も同じ日に渋谷シネマライズで公開されるので、そちらも併せてどうぞ。
『TAKI 183』 1/28(土)〜3/10(金)まで
【監督】小林正樹【脚本】一色伸幸【撮影】津田豊滋
【出演】塚本高史/忍成修吾/窪塚俊介/村田充/加藤ローサ/陣内孝則/西村雅彦/手塚とおる
105min/2005年
□上映館:渋谷Q-AXシネマ(21:25〜レイトショー)
【STORY】トミー(塚本高史)、カン(忍成修吾)、ハッタ(窪塚俊介)、吉野山義夫(村田充)、そしてヲンナ(加藤ローサ)の5人はグラフィティに夢中だった。彼らの最高傑作「渋谷のあばら家(通称スルメ屋敷)に描いた巨大なグラフィティアートはいつの間にか渋谷で一番熱い待ち合わせ場所になっていた。しかし彼ら5人は次第につるむのを止め、別々の人生を歩み始める。2年後のある日、トミーはあの「スルメ屋敷」が明日取り壊されることを知り、スプレー缶を手に壁の前に立っていた。2年間のそれぞれのどうしようもない悩みや怒りと共に。制限時間は夜明け前……。
1/28(土)は上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストは塚本高史、忍成修吾、窪塚俊介、村田充、加藤ローサ、TOMI-Eを予定。初日のチケットはチケットぴあ(Pコード:551-947)にて既に販売中(一人2枚まで。前売り使用不可)。尚、舞台挨拶の関係上、1/28(土)のみ21:05から上映。
−追記−
トークショーの予定が決まりました。
2/11(土) 21:25の回上映後
ゲスト(予定):塚本高史、加藤ローサ他
2/28(火) 21:25の回上映後
ゲスト(予定):忍成修吾、村田充、他
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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