『ジーナ・K』まもなく公開(8/27〜9/23まで)

昭和9年、福岡に誕生した実在のストリッパー“ジプシー・ローズ”。彼女にもし娘がいたら・・・。福岡の中洲を舞台に、ストリッパーである母親に反発し歌だけを支えに生きてきた一人の少女が、カリスマ的シンガー“ジーナ・K”として、実像と虚像のギャップに苦しみながらも自分の居場所を見つけだしてゆく青春映画ジーナ・K』が今週末から公開される。監督は、石井聰亙東陽一橋口亮輔監督などの助監督を長年務めてきた藤江儀全。本作で監督デビューだそうで、福岡出身の監督が歌手・ジーナK役として選んだのが福岡出身のシンガー、SHUUBI。実は彼女も自分の母親とある種の確執を抱えており、母親のミドルネームが“ジーナ”だったこともあって、台本を読んだ時にまるで自分のことを書かれてるようだと思ったらしい。ちなみに“ドキュメンタリー作家”役で石井聰亙監督も出演しております。


『ジーナ・K』 8/27(土)〜9/23(金)まで


【監督・脚本】藤江儀全【撮影】松本ヨシユキ【音楽】
【出演】SHUUBI/石田えり/ARATA/光石研/石井聰亙 /吉居亜希子/片岡礼子/永瀬正敏/水橋研二/村上大樹/宮内知美/藤岡太郎/山本亨/真柄佳奈子
103min/ビスタサイズ/2005年
□上映館:渋谷シアター・イメージフォーラム


【STORY】福岡・中洲に君臨する伝説のストリッパー・カトリーヌ(石田えり)。その娘かやの(SHUUBI)は、母親との葛藤から家を離れ、街を彷徨い、そこで出会った同じ境遇の娼婦ニナ(吉居亜希子)とコンビを組んで、詐欺まがいの行為を繰り返していた。ある日カモとして引っ掛けた男、菊地(ARATA)に逆に罠にはめられたかやの。菊地もまた郷田(永瀬正敏)という男にゆすられており、かやのはいつしか暗い過去を背負ったもの静かな菊地に惹かれ始める。そんな中、かやのはカトリーヌをストリッパーとして育てた男、宮本(光石研)と再会。彼が用意したシナリオにしたがい、ジーナ・Kとしてライブハウスで歌うようになり、カリスマ的な人気を得ていく。だが、次第につくられたジーナ像と自身とのギャップに苦しめられ……。


「ジーナ・K」公式ブログ


8/27(土)12:00の回上映後、14:15の回上映前に初日舞台挨拶あり。ゲストはSHUUBIARATA石井聰亙吉居亜希子藤江儀全監督を予定。


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