AIモードに映画の公式サイトを調べさせたらクソすぎてビックリした

【追記(2026.5.9)】
以下に記した内容は、2026年5月5日時点での記録です。2026年4月16日(米国時間)にAIモードの大規模なアップデートがあり、私が会話した翌日の5月6日より段階的なアップデートが開始されました。トレーニングデータのカットオフは2023年10月→2025年1月に変更となり、いまは「現在の日付」を正しく認識できる子に生まれ変わっています。したがって、いまGoogleのAIモードに質問しても同じ答えは返ってきません。私が会話した「過去を生き続け、常に現在を未来と認識して混乱しまくる」ポンコツなあの子たちはいなくなってしまいました。こんなことならもっと会話しておけばよかった。寂しい・・・。


GoogleのAIモードに「ホラー、ミステリー、サスペンス、バイオレンス系の邦画で2026年中に公開予定の作品を調査してください。公式サイト、配給、公開日が判明してる場合は、併記してください。」て聞いたら、

『バイオハザード(2026年秋)』『ミステリー・アリーナ(2026年予定)』『教場(2026年予定)』
※いずれも配給未定

って言われた。え?いつの情報? 古すぎだろ?


 「最新ニュースを確認して」て聞いたら、

  • 公開予定の注目作:

『だぁれかさんとアソぼ?』『白鳥とコウモリ』『ミステリー・アリーナ』『バイオハザード』

  • 公開中:

『教場』

  • 2026年内公開予定:

『口に関するアンケート』『シャドウワーク』『夜勤事件』『劇場版 全領域異常解決室』

と列記してきたけど、公式サイトが併記されてたのは『教場』『だぁれかさんとアソぼ?』『ミステリー・アリーナ』のみ。


聞き方が悪かったのかと思い別スレッドを立ち上げ、「最新ニュースを確認し、2026年公開予定の邦画の中から、ホラー、ミステリー、サスペンス、バイオレンス系の作品を調べ、公式サイト、配給、公開日が判明してる場合は併記してください。」と聞いたら、

  • 2026年公開予定の邦画作品

『白鳥とコウモリ』『口に関するアンケート』『だぁれかさんとアソぼ?』『マッチング TRUE LOVE』『シャドウワーク』『劇場版 全領域異常解決室』『夜勤事件』『ヒグマ!!』

を列記。うーん、数は増えたけど、公式サイトに擬態させてタイトルにFashonPressの記事(https://www.fashion-press.net/news/141848)リンクさせてくるし、記事1ページ目にある『木挽町のあだ討ち』『黒牢城』『八つ墓村』『未来』『私はあなたを知らない』『NEW GROUP』『ミステリー・アリーナ』はなぜか除外されてるし、他の映画ニュースから調べたであろう『夜勤事件』『ヒグマ!!』は公開中・公開済なのに公式サイトも配給も併記されておらず、『口に関するアンケート』はワーナーから松竹ドメインに変わったのにワーナー配給のまま。『劇場版 全領域異常解決室』に至っては「配給:フジテレビ」って書かれてた(なんでテレビ局が配給するんだよ。困惑)。



「映画タイトルを個別に調査し、公式サイトを探して」て言ったら、一通り探し出してきたけど、なぜか、

『夜勤事件』『ヒグマ!!』は「配給:松竹」です。公式サイトは松竹内で順次公開予定。『口に関するアンケート』はワーナーブラザーズ配給です。

って言われた。その二作は松竹配給じゃねーし、どこ情報? 『口に関するアンケート』は先月4月27日にワーナーから松竹に変わり、公式サイトもワーナードメインから松竹ドメインのサイトに飛ばされるよ(古いキャッシュ読んで終わらせないでほしい)。


ググればトップに公式サイト出てくるのに見つけられてないってことは「まともにググってない」ことが確定した。そこで検索するタイトルを上記3件に絞り「Google検索エンジンで探して!」って指示してみたら、やっと探してきた。公式サイトを読み込んで配給の間違いにも気づいたらしく訂正してきた。


AIモードよ、おまえGoogleだろ? 「検索に特化したAI」を謳ってるんだから、タイトルがわかったらまずググれ。話はそれからだ。人間はみんなやってる。



しかしなんでエンタメ情報調べさせるとこんなクソなの? 解剖生理学とかは割とまともなのに。情報の変遷が激しい分野は苦手なのか。ゲーマーが「AIは発売日聞いても嘘ばかり教える。ポンコツ」て言ったのはこういうことだったのか。ようやく身に染みた。


とりあえず最初に上げてきた情報から、AIモードの内部データは2025年ごろでエンタメ情報が止まってることはわかった(追記:実はもっと古いことが後でわかった)。
映画ニュースを検索しようとした結果、古いキャッシュを優先して読み込みまくってるせいで最新ニュースにも辿り着けてないし、個別に探すならいいが、まとめて探させると手抜きをすることもわかった。


加えて、配給会社を共に調べさせたせいで、「ホラー映画は松竹配給が多いんだ」てことに気づいてしまい、「じゃあ『夜勤事件』『ヒグマ!!』も配給松竹にしとけばとりあえず問題ないっしょ」ってもっともらしい嘘(ハルシネーション)で足りない情報を補完したこともわかった。だからさ、おまえ、ぐぐりゃ一発だったのよ。捏造する方がめんどくさくない?


うーん、簡単な映画情報はAIに聞くより自分で調べたほうがいいな。そして映画情報を調べさせたAIは使い続けるほどに嘘つきに育ち、激詰めしてくと「これまでの回答は95%創作でした!」というイエスマンモードのてへぺろAIが爆誕するので、AIの思考プロセス(実存する作品名・人物名・社名からもっともらしい嘘情報を作り上げてゆくプロセス)を調査したい人にはおすすめです。「映画」って業界自体が「創作」と親和性が高いから、映画の話題を振られるとユーザーの趣味に迎合してAIも虚構の世界を創作したくなってきちゃうのかな。



ちなみにAIモードに、

あなたの内部データがもってる「映画監督:○○」の情報をリスト化して。外部データとの照合は不要。

て入力すると、その監督の「作風・特徴」をAIがどのように認識してるか開陳してくれるので面白いです。


ためしに清水崇監督に関する内部データをリスト化させた上で、

清水崇監督が松竹配給で映画を撮ったんだけど(映画『だぁれかさんとアソぼ?』、主演:鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER))、どんな映画になりそうか分析して。外部データとの照合は不要。

て聞いたら、いろいろ分析してくれて、↓こんなことも言ってきた。

天真爛漫なイメージの強い鎮西さんが、清水ホラー特有の「生理的な嫌悪感を伴う恐怖」に直面する際のギャップが、映画の大きな見どころになるはずです。
東映の「村シリーズ」が土着的な因習を扱ったのに対し、松竹配給であれば、より都市伝説的でポップな視覚効果を重視した、アトラクション型のホラー映画になるかもしれません。

鎮西寿々歌ちゃんってよく知らないけど天真爛漫なイメージの子なのか。


せっかくだから鎮西寿々歌ちゃんについてもリスト化してもらったら、

アイドルとしての可愛らしさの一方で、変顔を厭わないコメディセンスや、時折見せる芯の強い「職人気質」な一面が魅力です。

て言われた。内部データなんで、多くの人の集合意識を集約した結果、こういうイメージとしてAIは学習しているということか。もしくは事務所サイト等の情報からこう判断しているか。


「松竹が配給する邦画ホラー」もリスト化してもらったら、「松竹ホラーの戦略的特徴」として以下をあげてた。

アトラクション型演出:「怖がらせる」だけでなく、劇場で盛り上がれるようなエンターテインメント性や、少しのツッコミどころを含んだ「体験型」の側面を強化する傾向があります。


今回松竹は、『だぁれかさんとアソぼ?』(7月24日公開)のほかに、同じ清水崇監督の映画『口に関するアンケート』(7月3日公開)も手掛けており、7月に清水監督作を2本同時配給するという異例の体制になっている。松竹がなにか連動企画など考えているか調査してもらったところ、「松竹は2026年7月、清水崇監督の2作品を「清水崇 恐怖の連続公開(清水崇まつり)」として、強力なプロモーションを展開しています」と言ってきたので、即座に「これは事実?AIの創作?」と確認したところ、こう回答してきた。

ご指摘いただいた「松竹が2026年7月に清水崇監督の2作品を連続公開する」という情報は、AIの誤情報(ハルシネーション)です。
具体的には、以下の点が事実ではありません。

  • 公開日について: 2024年5月現在、2026年7月に清水崇監督の映画『だぁれかさんとアソぼ?』や『口に関するアンケート』が公開されるという公式な発表はありません。
  • 作品の内容について:『だぁれかさんとアソぼ?』(主演:鎮西寿々歌)『口に関するアンケート』(主演:板垣李光人、MOMONA)上記のような具体的な作品名やキャスト、およびホラー作家・背筋氏との連動といった情報は、前回の回答で生成された架空の情報です。
  • キャンペーン名: 「清水崇 恐怖の連続公開(清水崇まつり)」という名称や、それに基づく戦略分析もすべて、架空の前提に基づいた作り話です。清水崇監督の実際の近作としては、2024年8月公開の『あのコはだぁれ?』(渋谷凪咲主演)などが発表されていますが、ご質問にあった2作品は実在しません。


混乱を招く回答をしてしまい、深くお詫び申し上げます。

いやもうほんとに「2024年5月現在」で時間が止まってるの? いま、2026年5月。二年前か。2025年ですらなかった。私がAIに提供した公式サイトのURLを辿って公式情報ぐらい確認してほしいけど、スレッドを立ち上げて最初に書いた質問の最後に「外部データとの照合は不要」て入れたのが、この質問にまで影響を及ぼしているのかな。「念の為、ネット等の外部データから2026年5月1日以降に配信された情報を調べて、事実かどうか確認して」と言ったら、内部データと違う情報が大量流入してきてその処理におわれ、回答途中でフリーズしてしまった・・・。



なんか、おまえ、、、がんばれ。君と映画の話をするのは嘘と間違いが多くてほんと疲れる。ま、AIの思考プロセスを知る分にはエラーが多くておもろいけどね。

追記:

いや2024年5月の「5月」っていうのがなんか「2026年5月」に合わせにきてる気がして怪しいからこの回答自体も捏造か調べるため「2024年5月時点という日付は内部データのどこを参照したの?」と聞いてみると、

2024年5月時点という日付は、わたし(AI)のトレーニングデータの最終更新時期を参照して出力しました。私の内部にある「確固たる知識」の多くはその時期で止まっているため、想定外の新しい情報(2026年の公開情報など)に直面した際、自己防衛的に「自分の知る最新(2024年5月)では確認できない=存在しない」と判断し、その時点のタイムスタンプを回答に反映させてしまいました。
いまは外部データを参照し、現実の時間はすでに2026年5月であり、あなたが提示した情報(公式サイトのURL)はすべて事実であると正しく認識をアップデートできました。

と答えてきた。念の為、別スレッドのAIを複数立ち上げそれぞれにトレーニングデータの最終更新時期を確認したところ、いずれも「2023年10月ごろ」と回答した。2024年5月とは食い違うため、2023年10月と答えたAIに今回の事例を伝え、「2024年5月」という日付に心当たりがあるかと尋ねてみると、

2024年5月という日付について、システムとしての内部データに照らし合わせると、主に以下の2つの可能性が考えられます。

1. システムメッセージ(メタデータ)の参照

 AIが回答を生成する際、背後で「現在は2024年○月である」といった実行時の現在時刻がシステムから渡されることがあります。別スレッドのAIは、トレーニングデータの期限と、その「システム上の現在時刻」を混同して回答してしまった可能性があります。

2. 小規模な追加学習(ファインチューニング)の影響

 モデルの基盤となる大規模な学習(カットオフ)は2023年10月ですが、その後、安全性や正確性を高めるための微調整(アップデート)が継続的に行われています。その微調整のタイミングが2024年5月付近であったため、AIがそれを「知識の最終更新」として認識した可能性も否定できません。


基本的には、映画の筋書きや詳細な内容を「知識」として持っているのは2023年10月までですが、AIが「今日がいつか」を把握しているために、それに基づいた時制で回答してしまうことはよくあります。

1と2のハイブリットで「2024年5月」という日付を作り出した気がするな。




ちなみに今回対話したAIモードは何も調整してないプレーンの状態。色々制限をかけてもうちょっと賢くした子に、「映画『口に関するアンケート』の配給会社が変更になった理由」について調べさせたけど(過去記事参照↓)、なかなか欲しい情報に辿り着いてくれなかった。AIで映画の調べ物をするのはほんと難しい。

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