今年も一年お世話になりました

今年は元旦に能登半島地震、1月2日に飛行機炎上と大災難の幕開けとなりまして、「どんな一年になるの?」と心配しましたが、逆にそれで気が引き締まったのか、比較的穏当な一年で終わった気がします(私の記憶が消されてなければ)。震災から1年後に「思い出せよ」とばかりにでかい地震がくることも多いですが、明日は落ち着いた正月をすごさせてくれるといいですね。


年末のこのクソ忙しい時期に、テレ東が『TXQ 飯沼一家に謝罪します』という見返せば見返すほど初見の印象からどんどん迷いが生じ、どれが正しいルートなのか答えが見つからなくなってくるようなドラマを放り込んできたせいで、『飯沼一家〜』のことをうっかり考え始めると他のことが手につかなくなり、いまだ長江さんのフジ『世界で一番怖い答え』も見れずじまいなのですが、昨日ようやく本屋で買えたてれびのスキマさんの書籍で『飯沼一家〜』の大森Pが「繋がりそうなものが繋がらないぎりぎりの瞬間」「あと一歩で繋がりそうな気がして、自分でその間を補完して、勝手にその人の中で一番気分が悪くなるストーリーをなぜか自分で考える羽目になるのが醍醐味(P284-285)」と語っていて、初見時は気持ち悪いようにストーリーを構築したのに、見返せば見返すほど、気分が悪くならないストーリーがどんどん構築されるのは飯沼明正くんに対する私個人の想いの現れなのかなと思いだいぶ憑き物が落ちました。



というわけで、皆さんよいお年を。来年もどうぞよろしくお願いいたします!