数日前に酸っぱいパウダーがついたグミを食べたんですよ。右側で噛んでるときは何ともなかったのに、左側で噛んだ瞬間、舌の側面というよりはさらに奥、付け根あたりに沁みるような痛みが。すぐうがいして酸っぱいパウダーを洗い流し、洗面所の鏡で確認してみるも、痛みが出たあたりが奥すぎて全然見えない。指を突っ込み右側と形状に違いがないか触って比較してみるも、舌の裏側の付け根付近はひだひだが多く違いがよくわからん。
翌朝、明らかに昨日痛んだ左側の舌の付け根に違和感が。痛みというより違和感。2ヶ月前に左下の親知らずを抜いてたこともあり「まさか、新しい歯が横に生えてきて舌と接触してるの?」て感じの違和感。口の中をライトで照らし確認してみたが、当然新しい歯なんて生えてきてないし、舌自体の色や形状のグロさが際立ちすぎて通常の赤みなのか炎症の赤みなのかよくわからん。白い箇所もひだぐらいで右側にもあるのでよくわからん。
夕方になると違和感というより痛みが出てきたが、もはや喉(扁桃腺)の痛みなのか舌の痛みなのかよくわからん状態に。「こんなところが痛くなるなんて初めて。何? なんなの? まさかこれが噂の舌がん? でも舌がんって同じ箇所の口内炎が数週間治らないとかじゃなかったっけ?」と思ってとりあえずTwitterで「舌の付け根 痛み」で検索してみると、出るわ出るわ(笑)。これ、口内炎なのか!
え?でもこんなところに? そもそもみんなの言ってる「舌の付け根」ってどこ? 私が思ってるのと同じとこなの?と心配したが、
喉の痛みだと思ってたら舌の付け根に口内炎できてた
ていう人が何人かいたので、おそらくこの人らは同じとこっぽい。
風邪の一種なのかな。
確かに最近鼻の奥が痛くなったり、後鼻漏が出始めた感はある。
舌の側面、歯が当たるところに口内炎ができることはよくあるが、舌の付け根(親知らずのさらに奥の歯茎の終点あたり)ってこんなとこにできるもんなの?と思い、ためしに口内炎の特効薬としてここ数年私の中で人気急上昇してる「にがり」を綿棒につけてごりごりこすってみたところ、あら不思議、痛みがどんどん和らいでいった。夕食後にビタミンB・Cを大量摂取し、就寝前にティースプーン半分ぐらいのにがりを口の中に入れ、舌の付け根にあたりによく行き渡らせつつ綿棒であちこちこすりつけたら、翌朝すっかり違和感がとれていた。
まあ、また復活するようなら今度こそ耳鼻咽喉科に行こう。
(その前にまず酸っぱいパウダーがもう滲みないか確かめねば)
「にがりと免疫」についての関連論文
口腔内に炎症ができたとき、昔はトラネキサム酸を摂取して対処してたけど、ここ数年「にがり」を積極的に塗布するようになったのは↓この論文を見つけたから。
にがり(塩化マグネシウム・硫酸マグネシウム)が口腔内の粘膜免疫を刺激し、唾液中のリンパ球の増加及び分泌型IgAの産生を亢進させるという研究論文。にがりを1分間口に含んだのち、吐き出した後、時間経過により唾液中のリンパ球の数がどのぐらい変化するか確認したところ、60分、90分後に増大し、120分後に減少に転じたと報告されている。といっても被験者5人中4人なのと、リンパ球が増えたからどうなんだってことまでは調べてない論文なので、自分でも試したところ、歯茎の腫れ(血や膿が溜まる)、口内炎、喉の痛みにはよく効いている。
「舌の付け根の痛み」についての関連記事
2つ目の記事は写真付きなのでグロ注意。