11月に突入したが、いまだに家では半袖・裸足で過ごしている。部屋の断熱力が高すぎていまだ25度以下に下がらないだけなんだけど、不思議なのは外でも薄い長袖シャツ1枚で過ごせてるってこと。一応何かあった時のために羽織れるものは持ち歩いているが、雨で11度まで下がった日に1度着たっきり。まるで出番がない。もう11月だぞ? 「今年は10月すぎても気温が下がらないからねえ」なんて気温のせいにしていたが、世間の人は気温が10度台になる朝晩ちゃんとジャケット羽織ってる。1週間前まで外でも半袖で過ごしてた自分の方が世間の感覚からずれている。気温15度でも薄手のシャツ1枚で寒くないのはさすがにおかしい。「基礎体温が白人並みに上がったのか?」と測ってみても平熱36.5度で変わらず。高齢になるとカラダの温感センサーがいかれるって言うし。もしくは更年期で体温調整がいかれてるの? なんかだんだん心配になってきた(汗)。
が、今朝、ふいに謎が解けた。
今年の7月かな? むくみに悩んでた時に、日テレの『カズレーザーと学ぶ』で、「塩分を控えるには辛味成分をとれ。さすれば少量の塩分でも塩味を感じやすくなる」という実験をやっていた。
7月2日放送の回か。
私は元々辛いのが苦手で、「食事に七味唐辛子を入れる」という概念がないし、料理に入ってる鷹の爪を毎回丁寧に取り除いて生きてきた人間。だが、数年前から蕎麦に味変で一味唐辛子を入れて食べられるようになったこともあり、試しにスーパーで卓上の七味唐辛子(エスビーの安いやつ)を買って食事に振りかけてみた。驚くことに意外と辛くない。「七味唐辛子が辛いっていうのは幼少期の刷り込み、ただの先入観だったのか?」と思うぐらいに辛くない。これならいける!
以来毎朝納豆卵かけご飯に入れて食べるようになった。とはいっても辛いのは苦手なので量は2〜3振り程度。7月から摂取しはじめ、一瓶消費して、いま二瓶目に入ったとこ。別に入れたからと言って汗がだくだく出るようなこともなく、「醤油を入れなくても(納豆のタレ程度で)卵かけご飯を美味しく食べられるようになった」ぐらいの効果しか感じていなかった。しかし、10月半ばも過ぎ、朝どんなに寒くても朝食後しばらくすると背中が灼けるように熱くなる。「寒っ!」と感じるのはドアを開けて外に出た一瞬だけ、少し歩くとポカポカしてずっと暑い。周囲はジャケット着てるのに、「今日は半袖でよかったかも」と思いながら薄いシャツの袖を捲ってすごす日々。
「特に食生活に変化もないし、そこまで筋トレもしてないのになぜ?」と思っていたが、今朝、いつものように七味唐辛子を振り入れて気づいた。
「食生活変わったじゃん。七味唐辛子毎日入れてたじゃん! これじゃん!」
ていうかこんなに熱産生能力が上がったのに痩せないのは何故なのか。理不尽。秋のバカ!