渋谷区・目黒区は療養期間が長い傾向

療養期間を終えた地区別回復者の数を都が公表しだして2週間が経過したんだけど、なんか数字の判断が難しいんだよなあ。療養解除期間が地区によってバラバラなんだけど、どういう理由でこうなってるんだろう。


先週(8/7金-8/13木)の感染者ランキングTOP5は世田谷・新宿・港・品川・杉並の順なんだけど、療養者ランキングTOP5は世田谷・渋谷・品川・目黒・港の順になっていて、感染者も多いが回復者も多い新宿は療養者だと6位、杉並は17位にまで下がり、代わりに感染者ランキング7位の渋谷、8位の目黒は回復者がそれほど増えないためトップ4に食い込んでる状態。渋谷・目黒は直近2週間の感染者数からいったら中野区と同じ位(中野192人、渋谷192人、目黒185人)なんで、療養者も中野レベル(中野区は療養者150人前後、渋谷・目黒は220人前後)まで減っても良さそうなのになんでこんな多いんだろ。謎。



また、宿泊療養がこの10日間で170人も減った代わりに、入院は66人、自宅療養は181人も増えた。調整待ち1028人が今後どこに振り分けられるのか気になるとこと。宿泊施設は7月末時点で2150室確保され、全然余裕有るはずなのにこの数日減る一方。8/15時点で1割強の272人しか使ってない。お盆休みで人員足りず入所調整してるんだろか。
コロナ軽症者用ホテル約2150室に 東京都が確保 - 日本経済新聞(2020.7.28配信)


追記:8月に入り療養施設が2施設896室増え、8/12時点で3046室確保済み。宿泊療養は8/16から再び増加に転じ、8/22時点で323人。
(第665報)軽症者等を受け入れる宿泊療養施設を2施設追加で開設します - 東京都防災ホームページ(2020.8.12配信)