依然として都内は新宿から北西地域(23区内)が要警戒区域

ついに池袋(豊島区)が都知事から名指しされる事態になりました。
どれぐらい増えてるのかというと、5/28木まで都内累計感染者数ぶっちぎりのトップだった世田谷区(人口93万8千人 感染者数476人)が、5/29金から7/2木までの5週間、ほぼ横ばい(14→16→18→15→14人)で推移してるのに対し、5/28時点で人口・感染者数共に世田谷の3分の1に満たなかった豊島区(人口30万人 感染者数143人)が5→2→13→2253人と激増してるからです。併せて周辺の中野区も7→16→13→1929人板橋区4→3→11→11→29人練馬区3→2→7→11→23人、杉並区2→6→6→5→19人と新宿の北西地域が軒並み急増状態に入りました。ちなみに新宿北西地域といっても、更に西側の多摩地域に入ると週の合計は1桁台前半へと落ち着きます(先週の多摩地区トップは三鷹市・町田市の4人)。一方、北の埼玉県に入ると感染者数は4→12→8→4991とやはり北西地域同様に急増しております。


この一週間(6/26金〜7/2木)で前週(6/19金〜6/25木)から10人以上増えたのは前述した豊島・中野・板橋・練馬・杉並と、毎週80人以上の感染者が出てる新宿(20→37→79→81→96)、そして介護施設クラスターが出た荒川区(1→1→1→2→12)だけです。幸い10人は越えなかったけど、北東に位置する足立区(2→0→2→1118)も先週から要警戒となっております。


また、この数日で要注視対象となってるのが、一回減少に転じたのにまた増え始めた港区(12→10→9→7→13)、ずっと抑えてきたのに数日で一気に増えた江東区(2→4→3→1→9)と渋谷区(6→3→6→6→14)です。金曜の地区別結果が出るのは今晩なので、それを積んだときにどうなるのか、今後1週間で週の合計が20人を越えてくるのかが注目ポイントです。
東京都の地図(市区町村区分図)


周辺県に目を向けると、都の北側にある埼玉県の感染者数は4→12→8→4991、東側にある千葉県は6→12→4→14→43、南側にある神奈川県は32→20→28→20→77となっております。


都内大学の社会学部の皆さん、都内の人の移動・往来についてなんか論文書いて。いまそれが一番読みたい。


(速報:7/4土の都内感染者数は130人でした)