『アマノジャク・思春期』まもなく公開(7/27~8/9まで)

『アマノジャク・思春期』 7/27(土)~8/9(金)まで


【監督・脚本】岡倉光輝【撮影】西村洋介/前田大和
【出演】山本楽/千野羽舞/古山憲太郎/河野知美/三坂知絵子/市原叶晤/大塚巧/拓羊/服部ひとみ
31min/2017年
□上映館:下北沢トリウッド(火曜定休)


【STORY】小学6年生になった男の子の光は、自身の受け口を悩み抜きマスクをつけて学校へ行くようになった。両親はその矯正のため、光と歯科を訪ねるものの、顎の矯正には18歳頃になってから手術が必要と知らされる。人とちがうって、どういうこと? 教室に馴染めない光の日常は続く。


公式Twitter

2017年の第18回TAMA NEW WAVE(特別賞受賞)で観て以来、ずっとこの日を待っていました。やっと劇場公開が決まって嬉しい。自分の思いや考えを言語化することで外に発散できる子や他者に伝えられる子はいい。でもそれが難しい子供はどうなるのか。彼らが誰にも伝えられず(故に理解されず)孤独に抱える苦悩や苦闘に寄り添い共闘してあげる、非常に突破力のある映画です(子供たちの世界の描き方・映し出し方がとても良かったので、岡倉監督が長編撮るときはまた少年少女ものでお願いしたい)。数々の映画祭で様々な賞を受賞してますが、カナザワ映画祭2017「期待の新人監督」部門で審査員の平山夢明氏から「のびしろ賞」をもらったときの講評は↓こちらでどうぞ。
https://www.eiganokai.com/event/filmfes2017/enfd/comment.html
監督コメントや入江悠監督ら著名人の短評コメントは↓こちら。
https://natalie.mu/eiga/news/339794


予告編


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

7/27(土) 12:30の回上映後 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):山本楽、大塚巧、岡倉光輝監督、錦山理沙(プロデューサー)
7/27(土) 18:00の回上映後 トークショー
ゲスト(予定):入江悠(映画監督)、山本楽(本作主演)、岡倉光輝監督、錦山理沙(本作プロデューサー)
7/28(日) 18:00の回上映後 トークショー
ゲスト(予定):宮台真司社会学者、映画批評家)、岡倉光輝監督、錦山理沙(本作プロデューサー)
8/2(金) 20:30の回上映後 トークショー
ゲスト(予定):姫野桂(著書『発達障害グレーゾーン』)、岡倉光輝監督、錦山理沙(本作プロデューサー)
8/3(土) 18:00の回上映後 トークショー
ゲスト(予定):野中章弘(ジャーナリスト)、岡倉光輝監督、錦山理沙(本作プロデューサー)
8/9(金) 20:30の回上映後 千秋楽舞台挨拶
ゲスト(予定):山本楽、千野羽舞、大塚巧、拓羊、岡倉光輝監督、錦山理沙(プロデューサー)

『日曜日は終わらない』が大好きだという宮台さんがトークショーに来るのか。何を語るか気になる・・・(両作品の主人公は“自己について多くを語らないが、その一挙手一投足を丹念に追いさえすれば、何故彼があのような行動に出たのか手に取るようにわかる”という点において非常に似ているので)。


【関連インタビュー】