実写『デビルマン』とアレルギーと子役時代の…

最近はてブにこんなまとめが捕獲されてた。



2004年の公開当時からアンチしかおらず、長年ネタにされてるハッピーバースデイ、デビルマンだけど、唯一好きな点がある。それは主人公・不動明の変身シーン。


自分は屋外で運動すると蕁麻疹が出る体質で、目が腫れたり、顔や肩・腕・背中に大きな虫刺され痕みたいなのがいくつも出てくるため、いつもアレルギー薬を飲んでから運動するんだけど、明が初めてデビルマンに変身する場面で、肩や背中がむずむずしだしたと思ったらゴツゴツとした棘のようなものが生えてくるという表現を観たときに、「ああ、ストレスがかかると変身するってこういうことなのか!」とアレルギー反応が出たときの自分と見事に重なり、人間が異形の姿に変身することへの現実的解釈を観た気がして、「これなら自分もデビルマンに変身できる!」と妙な自信がついたのを覚えている。


ま、公開以来見返してないんで「観たけどそんなシーンなかったよ」てなった場合は、『アトピー刑事』と記憶が錯綜してると思ってください。


芝居でいえば、ミーコ(渋谷飛鳥ちゃん)とススム少年の二人のシーンだけは安心して観てられたなあと思って調べたらススムちゃんって子役時代の染谷将太だった(爆)。マジかよ。テレ東かMXさん、公開15周年記念でどうですか?


調べたら『寄生獣』のときに山崎貴監督が↓こんなこと語ってた。

出会いは2004年だといい、「『デビルマン』を見に行ったんです。そうしたら、あの混とんとした世界観の中ですごい存在感を放っていたのが、子役時代の染谷だった」という。(中略)「染谷という存在が、『寄生獣』のもつアンダーグラウンドとメジャーの間を行き来する感じにはちょうどいいんでしょうね。それに、『寄生獣』という作品は、原作のもつ力をちゃんと表現できれば、染谷のような俳優の方が本気感が伝わると思うんです。それに何より、染谷がいることで作品のクオリティは格段に上がると確信していますよ」。

デビルマン』きっかけだったのね。“混沌とした世界観”て素敵な表現です。染谷くんはいろんな意味で映画『デビルマン』における“良心”でしたから、信頼を寄せる気持ちはよくわかります。

なんでしょうこのキラキラした瞳は。いまのこじらせすぎてすっかりやさぐれた染谷くんからは想像もできません(笑)。気になる本編は↓こちらからどうぞ。