『マッドマックスFR』立川初日観てきた

立川で『マッドマックス 怒りのデスロード』公開3周年記念ハッピーバースデイリバイバル上映を観てきた(6/29まで。座席はこちら)。最初に訂正しておくと、以前【極爆】上映と書いたのは誤りです。今回は【通常】上映です。いろいろ事情があり【極爆】上映と謳ってはいないのだけど、「立川におけるマッドマックスFRの通常上映なので、言わなくてもわかるよね?」という音響です(笑)。初日ということで企画室長の前説がありました。それによると今回『マッドマックス1、2』の上映はあるのに『サンダードーム』が外されてるせいで「立川も『サンダードーム』は駄作だから観なくてもいいと言っている」というつぶやきも見受けられるが「駄作じゃねーからな!」ということをまず言いたいと(笑)。前2作は純然たるオーストラリア映画で上映権の獲得もしやすかったのだが、サンダードームはハリウッド資本もからんで権利関係がちょっとめんどくさいことになっており今回は断念せざるをえなかったというのが真相だそうです。ちなみに386席満席スタートで迎える観客に対し「公開から3年も経ち隣のHMVさんではブルーレイが1500円で売ってるにもかかわらず劇場に足を運んでくれる」と笑いをとりつつ謝意と地域一体でのマッマ特需に向けHMVさんの宣伝も忘れないあたりが室長らしいなと思いました。つーか、1500円なのか。安いな。


久しぶりに観た感想でいえば、高級スクリーンへの張り替えが圧倒的で、肌の凹凸や質感をはじめ、自分の動体視力が上がったのかと思うほどカットの細かい部分がよく見える。もちろん砂嵐や暗がりのシーンもバッチリですよ。そして“白”が白い。イモータンジョーさまったらこんな白髪だったかしら?ってぐらい白いw。逆にウォーボーイズの白色の禿げ具合も目立つ(苦笑)。ていうか、毎年、半裸白塗り舞踏でおなじみ大駱駝鑑の舞台を観に行ってる身からすると、体毛が濃いせいか、白人の肌は白粉ののりが悪いよね。日本人の白塗りの方がもっと綺麗だもん・・・なんてことも気になったりしました(女優さんも金色で見にくいだけで実は結構毛深いのがわかる)。炎の発色も格段によくなってます。金曜までやってるので是非。


ちなみに来週から『マッドマックス1』、再来週は『マッドマックス2』、ラストは『マッドマックス 怒りのデスロード』のモノクロverです。それから『ストリート・オブ・ファイヤー リマスター版』の極音上映も決定したのでお楽しみに。
この世界の片隅に』を観た後だと、着色弾の色の鮮やかさに「ああ、たしかに青いキャンバスに絵筆をおいてるみたいだよねえ」などと別の感慨が押し寄せたり。