『こどもつかい』を観た(@シネコン)

『映画 山田孝之3D』を観に行くつもりなんだが、2Dで見ても3D効果が感じられる『穢の森』のパイロットムービーが劇中でかからないと聞き若干テンション下がる(いや、観に行くけどね。でも残念。3Dで観たかった)。そういえば清水崇監督の『こどもつかい』を観てきたのですよ。

こどもつかい [Blu-ray]

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題材はシリアスだけど(ノベライズ版だとトミーの少年時代についても触れてるのか。それは入れて欲しかった)、とても笑えるホラーで(後半完全に笑かしにきます。「ハズレ」は予想外で思わず声出しちゃった)、映画が終わって客電がついた瞬間どっと笑いが起きてたんで、「タッキーや有岡くんのファンだけど怖いのはちょっと苦手」な人でも大丈夫だと思います。近くに座ってた20代の男子グループがほんとに怖いのやビックリさせる系がダメらしくすんごいリアクション良かったので、小中学生と観に行ったらものすごく楽しいと思う。絶対帰り道で「アメージングトミー」の歌を合唱したくなるしw(あの歌詞よく考えたよね。もちろん私は英語verで歌いますよ。大人だから)。でね、これの終盤、人形が階段を下からぐんぐん上がってくるシーンがあるんだけど、3D撮り慣れてる清水監督だけあって2Dで観ても3D効果が感じられるけど実際に3Dで観たらもっと映えるだろうシーンに仕上がってました。・・・また映画館で『ラビットホラー3D』かからないかなあ。3D映画は『ラビットホラー3D』や『ヒックとドラゴン』の頃がピークで、それ以降満足いくものがほとんど出てこないぐらい落ちぶれているけど、3D映画のおかげでクリエイター側が【2Dで観ても3D効果の高い映像】を獲得できるようになったのは良かったと思う。特にハリウッド系3DCGアニメーションはカメラワークが段違いによくなった。