11/27(日)13:50〜「ドキュ嘘」無料上映のおしらせ

現在開催中の『第26回映画祭TAMA CINEMA FORUM』の最終日、11/27(日)13:50-14:35に2006年にテレビ東京で放送されたメディアリテラシー特別番組 森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」』が【無料上映】されます(詳細はこちら。13:35開場。チケットなし。「当日会場に直接お越しください」とのこと)。場所は京王線聖蹟桜ヶ丘駅の目の前にあるヴィータホール8F(地図はこちら)。10年も前の作品なので、もし「まだ観てない」「内容もよく知らない」「でも無料なら観に行くかも」という方がいらっしゃったら、当時この番組が放送されたときの気分を味わう絶好のチャンスなので、放送当時にうちで書いた紹介記事から抜粋してきた以下の煽り文とリンク先を熟読してから行かれるとよいと思います(ただしくれぐれも3月26日以降の日記は読まないように。それを読んでいいのは見終わってからです!)

この番組、森さんがひとりで作ってれば、もしくは森さんがちゃんとお仕事してれば、何事もなく当日放送を迎えたであろう。しかし、ディレクターであるはずの森さんが起こす「天然」という名の暴力、オトナとしてありえない行動の数々によって、撮影は順調に遅れる…。それに伴い、直接的に被害を被ってる村上賢司id:MURAKEN)、松江哲明id:matsue)、Kプロデューサーの3名が、各々の日記で衝撃の舞台裏を大告白! これが抱腹絶倒の面白さで(もしかして本編よりも面白い?)、特に、想定外の文才で村上・松江両氏を凌駕する番組プロデューサーK氏の制作日記がいまじゃ一番トンデモないことに(さすがテレ東。社員のクオリティ高杉)。
番組見れない人も是非読むべし。いや、読むべき! (注意:森達也ファンだけは放送後に読んでね)←撤回。必ず事前に読むべし!


●メイキング担当・村上賢司監督の日記
http://d.hatena.ne.jp/MURAKEN/20060228
●編集担当・松江哲明監督の日記
http://d.hatena.ne.jp/matsue/20060226
(※両氏共にリンク先の日付が初出し。読んだら「次の日>」をクリックして25日の日記までずずっと読むべし)
●Kプロデューサーの制作日記
http://www.tv-tokyo.co.jp/literacy/060326_diary.html
(※いったんスクロールで一番下まで移動してから読むべし)

2005年度テレビ東京メディア・リテラシー特別番組
森達也の“ドキュメンタリーは嘘をつく”「映像の真実って何?」
 ※公式
放送日時:3/26(日) 朝10:30-11:25 テレビ東京
“ここ数年、さまざまな場所でテレビに対して多くの疑問を投げ掛けてきたドキュメンタリー作家の森達也氏。著書「ドキュメンタリーは嘘をつく」のテレビ番組化に当たり、旧知の映画監督の村上賢司氏に協力を依頼する。これまでの教育的な番組とは一線を画し、視聴者にテレビが伝える真実とは何かを問い掛ける……”
ディレクター:森達也  プロデューサー:替山茂樹(Kプロデューサー)
メイキングディレクター:村上賢司 編集:松江哲明 構成:向井康介  音楽:スキャット後藤
レポーター:吉田恵子 アシスタントディレクター:杉田くん
出演:藤原ヒロシ原一男、安岡卓治、佐藤真、緒方明綿井健陽 他あっと驚く人たち

真利子哲也監督や瀬々敬久監督なんかもちらっと出てくるので、両監督のファンの方(特に自主映画時代の真利子監督や瀬々さんの人となりが好きな方)は必見です(つーかキャスティングの妙に笑いが止まらないと思う。こんなのを日曜朝の10時とかに見せられたわけですよ)。見終わった方は各監督の3月26日以降の日記や、「Kプロデューサーの制作日記 その後」、「番組で試みたメディア・リテラシーに関するメッセージ(※ネタバレ解説)」、放送後に新宿ロフトプラスワンで開催された「森さんを囲んでの大反省会レポート」などありますので、いろいろシャブり尽くしていただけたら幸いです。
「ドキュメンタリーは嘘をつく」関連過去記事一覧