『さようなら』まもなく公開（11/21〜12/22まで）

『さようなら』　11/21（土）〜12/22（金）まで

【監督・脚本】深田晃司【撮影】芦澤明子
【出演】ブライアリー・ロング/ジェミノイドF2/新井浩文/村田牧子/村上虹郎/木村優子/ジェローム・キルシャー/イレーヌ・ジャコブ
112min/R-15/2015年
□上映館：新宿武蔵野館

【STORY】舞台は、原子力発電所を狙った同時多発テロで深刻な放射能汚染が全土に広まった近未来の日本。政府によって計画的避難体制が敷かれ、「棄国」（国を棄てること）が宣言、国民に優先順位をつけて順番に避難、他国への永久移住を進めていくことになった。そんな日本の地方都市の小さな一軒家で生きる一人の外国人ターニャは１０歳のときに両親に連れられて南アフリカから日本に来た難民であり、病弱な彼女のために両親が生前に買い与えてくれたアンドロイドのレオナと一緒に暮らしている。日本国籍のない難民であるターニャは、避難順位は下位に設定されており、その抽選に当たることはないと国外脱出をもはや諦めてしまっている。恋人や友人が一人ずつ去っていく中、終わりに向かう世界で暮らす人間とアンドロイド。レオナはターニャに向かって、谷川俊太郎、アルチュール・ランボオ、カール・ブッセ、若山牧水などの詩を淡々と読み聞かせる。やがて来る最期の時を待ちながら……。

公式Twitter]

劇作家の平田オリザ氏が“マツコロイド”を始めとするアンドロイド研究でお馴染み石黒浩教授と組んで手がけたロボット演劇の完全映画化です。「役者がプログラミングされた間・抑揚で台詞を喋るアンドロイド相手に芝居をするというのはどういうことなのか」ということに興味を持たれた方は想田和弘監督のドキュメンタリー映画『演劇』で舞台版のメイキングを垣間見ることができるので併せてどうぞ。

演劇1・2 [DVD]

予告編

舞台挨拶等の予定は以下の通り。

11/21（土）13:00/15:45の回　初日舞台挨拶
ゲスト（予定）：深田晃司監督、ブライアリー・ロング、新井浩文
※全席指定。チケットは既に発売中。