37度キープで風邪を治す

風邪の季節到来。でも今回は、市販の薬じゃなかなか治らないから風邪引いたら即医者に行って症状に合わせたピンポイント投薬主義の私が医者に行くことなく短期で治した。やっぱ風邪の引き始めに風呂と飯とあったか飲み物で体温37度以上維持→活性酸素血中放出→ウイルス退治は効果あるかもしれん。もともとインフルエンザにはあまりかからないけどアレルギー持ちで鼻腔口腔粘膜が弱いから乾燥してくると粘膜が弱りすぐ風邪ひく。しかもなかなか治らず2,3週間延々引いてるっていうのがここ20年ぐらいの定番だった。ただ最近は年齢のせいもあるのか、市販の薬じゃほんと治らないんで、引いたら即医者で抗生物質もらって症状に合わせたピンポイント投薬するのが早期完治への早道だという風に方向転換。風邪を引いては即医者に行きまくってたわけです。


んで、先週の金曜。どうも喉が痛いと。ああ、最近乾燥してるからね。そろそろマスクマンにならんとヤバイかなと思いつつ寝る。土曜朝。すげえ喉が痛い。なんかヤバイかも。仕事中、のど飴アンド適宜お茶で喉を潤す。医者に行こうか。でもまだ喉が痛いぐらいじゃ…。しかも夜出かけるし。いや出かけるのやめて医者に行こうか。いや大丈夫。きっと大丈夫。そして夜。鼻水が出てきた。耳の下が痛い。これ完璧やばい。風邪だわ。やっぱ医者にいっとくべきだった。とりあえず栄養ドリンクと食料を買い込み、朝昼晩の葛根湯で日曜乗り切って月曜あさイチで医者に行こう、と。


しかしここでふと思い出したんですわ。昨年、↓こんなニュースが報じられてたことを。

病原体の退治は体温37度から 大阪大が生体防御の仕組みを解明(2012年5月9日(水))


 インフルエンザなどの病原体に感染し体温が37度まで上がると、血液の中で病原体を殺す物質が作られ、病気を治そうとする仕組みが働き始めることを、大阪大学の研究グループが世界で初めて解明しました。
 この研究を行ったのは、大阪大学医学研究科の藤原祐一郎助教授らのグループです。
 グループは、兵庫県にある大型放射光施設「スプリング−8」を使って、免疫を担う白血球の一種で、体内に侵入してきた病原体を食べる好中球を調べたところ、好中球表面に水素イオンを出す穴があり細長い2種類のタンパク質が絡み合って閉じたり、開いたりしていることが分かりました。
 好中球は活性酸素を使って異物を殺しますが、活性酸素を作るには水素が必要。その水素イオンは、好中球の細胞膜にある「水素イオンチャネル」というタンパク質が通り道となって、細胞内から供給されます。2つのイオンチャネルが結合して働くことはわかっていましたが、仕組みは未解明でした。
 研究グループは、マウスのイオンチャネルの結合部分を特定し、構造を解析。結合部分には、細長い2種類のタンパク質がらせん状に絡み合って閉じたり開いたりしていることがわかりました。
 そして、体温が37度ちょうどまで上がると、絡み合ったタンパク質がほどけてイオンチャンネルが開き、白血球の中にある水素イオンが血液中に一気に放出されて、病原体を殺す活性酸素を作ることがわかったということです。
 40度になると絡み合ったタンパク質が完全に離れ、水素イオンが放出される量が増えたということです。
 病原体を殺す仕組みが37度で働き始めると解明したのは世界で初めてで、体温が上がるのが遅く、病気が進行しやすい高齢者などで重症化を防ぐ新たな薬の開発につながると期待されています。

これを試すのはいましかない。というわけで、とりあえず体温を測る。まだ36.7度。風呂に入る。37度越え。そのままふとんを被り寝る。起床直後、まだ37度台キープ。朝から煮込みうどんを作って食う。飯・ホットドリンク・風呂で37度台にあげられるので、下がるたびにこれらで対処。



ただね、あとちょっとのとこでなかなか完治に至らず、いま停滞期に突入(咳も鼻水も出ないが痰のからみがなかなかとれない)。そろそろギブアップして耳鼻科に行くべきか、迷う(単にムコダインが欲しいだけなんだけど)。