6/20(水)のテレビ番組

痛いな! この雨、痛いな!って言いながらずぶ濡れで帰ってくる予定だったのに、動かない電車に2時間乗ってるうちにすっかり雨が止んでしまった。とりあえず終バスまでに動いてくれてよかったよ。自宅周辺は植木鉢が散乱し、道路脇の木は折れ曲がり、自販機横のゴミ箱は道路に投げ出されるなど荒れ放題だった。直撃中に帰ってきたら危なかったかも(「痛いな! この鉢、痛いな!」って血だらけで絶叫してたかも。おそろしや台風) そんな大変な思いをしながら何を観に行ったかというとシアタートラムで上演中の『南部高速道路』ですよ。これ面白かった〜! 劇場側で傘保管してくれるのに開始直前劇場内まで持ったまま入って来ちゃったおじさんがいて「おいおいダメだよ〜」と思ったらおじさんは客ではなくその傘はあるものを表現するのに使う大事な小道具で既にお芝居が始まってた(汗)。客席を巻き込みつつ進む舞台故に、散々愛着湧かせといてあの別れは・・・。ユートピアから突然放り出された感じで行方が気になる。登場人物が各々同時に舞台のあちこちで好き勝手なことしてるので、真木ちゃん(顔ちっちゃい!)、あすかちゃん、江口姐さん等々気になる人いっぱいいるのに誰の会話に集中したらいいのか目移りしまくり(複数回行ける人が羨ましい)。しかしあのセットにはビックリだね。昼夜2回公演の時ってたった2時間半で元に戻すんでしょ? どうなってるんだろ。これから行く人は楽しんで来て〜。ちなみに、黒沢あすかちゃん、今度は「劇団 本谷有希子」の『遭難、』て舞台で主演やるみたい。忘れずチケットとらなくちゃ。そして来月は大駱駝艦40周年公演でまた三軒茶屋再訪か(席がまた前方端なんだよなあ。今度こそ後方正面で見たかったのに)。とりあえずもう台風はいいです(汗)。
それから今週末6/22(金)で渋谷ユーロスペースでの『先生を流産させる会』上映は終了となります。未見の方で、レイトショーじゃないと行けないって人はお気を付けて(6/30から今度はオーディトリウム渋谷で始まるけど時間帯が昼なのさ)。月曜に行ってきたけど、公開4週目の月曜レイトであの入りはちょっとすごいと思う。最終日は立ち見が出ると思うので駆け込みで観に行く人は気をつけて! 主犯格の女生徒の存在感が素晴らしいとか、気になるショットが非常に多いとかはもう散々言われてると思うので、個人的にはエンドロールがすごく良かった!と言っておく。キャスト・スタッフの名前がただの黒い背景に白字で下から上に流れてゆくよくあるエンドロールなんだけど、速度が通常に比べかなり遅くて、その速度と、名前の並び順や配置のせいもあって、先頭に立った担任教師(宮田亜紀)が、加害生徒、その親、学校関係者、その他製作に関わったスタッフ関係者をぞろぞろ引き連れて、力強くぐんぐん歩いて行く様を上の方からカメラで撮ってるように見えるんだよね。といっても映ってるのはただの文字なんだけど。名前のひとつひとつに歩く人物の背中が見えるような不思議なエンドロールになってて面白かった(本人が意図してるのかどうかは別にして)。

実話を題材にしてたけど、結構、寓話的な作りだったよ。新作は一瀬Pのとこで撮ってるんだっけ。独特なショットの多い監督さんなんで、どんなのが出来上がってくるか楽しみです。


水曜日。「怒り新党」新・3大○○は角界のプリンスの“粘りの取組”、「KOZY’S NIGHT」はドS&ドM番付(後編)。

朝11:05-11:45
NHK『こんにちは いっと6けん』
“ホットdeいっと「三谷幸喜さんインタビュー」三谷幸喜氏51歳の挑戦 ▽千葉県・栃木県の話題 ▽かんたん美肌料理”


夜10:00-11:15
NHK探検バクモンスペシャル「沖縄入門」』
爆笑問題が米軍基地にバラエティ番組初潜入!そこには別世界が待っていた。沖縄の老若男女とともに、食べ物から隠れた名所まで「知っていそうで知らない沖縄」を大捜索!”
出演:スリムクラブ安座間美優


深夜0:25-1:30
TBS『タカトシの時間ですよ』←追加!
“絶対に知りたい!世界一受けたい女芸人の授業! ▼必見!伝説と呼ばれる歴史上の女芸人たちの超貴重VTR大公開! ▼貧乏芸人が一転、シボレーとジャガーを買い運転手も付けられた!ボキャブラ時代の仰天裏話を暴露! ▼森三中・黒沢がダウンタウンとの驚きの関係を語る! ▼山田邦子たけし軍団の伝説の感動秘話 さらに! ▼韓国の超スーパースター!BIGBANG登場でスタジオ大興奮!黒澤との爆笑ダンスコラボ!”
ゲスト: オアシズ光浦靖子大久保佳代子森三中大島美幸村上知子・黒沢かずこ) いとうあさこ 椿鬼奴 水道橋博士


夜10:00-11:54
BS-TBS『水曜デラックス「世にも怪奇な物語」(1967年フランス)』
“怪奇文学の巨星、エドガー・アラン・ポー。彼が遺した鮮烈な悪夢の世界を、ヨーロッパ映画界を代表する3人の監督がいずれ劣らぬ個性とスタイルで映像化した作品。”
第1話 「黒馬の哭く館」監督:ロジェ・ヴァディム 出演:ジェーン・フォンダピーター・フォンダ
第2話 「影を殺した男」監督:ルイ・マル 出演:アラン・ドロン、フリジット・バルドー
第3話 「悪魔の首飾り」監督:フェデリコ・フェリーニ 出演:テレンス・スタンプ
※これ、子供の時に見た気がするんだよなあ。



深夜2:10-3:05
フジテレビ『いのちの乳房〜再建に挑んだ女神たち〜』
“2010年暮れ、乳房再建に挑んだ19人の写真集「いのちの乳房」が発売された。企画したのは、東京都の民間研究所社長・真水美佳さん(53)。48歳の時に両胸にがんが見つかり、右乳房を切除、お腹の脂肪と血管を胸に移植する再建手術を受けた。乳がんと宣告された時「どんな胸になるのか」分からず困った。「再建があることも知らず、困っている人は多い」とカメラの前で服を脱いだ。集まった寄付金で全国約500病院に写真集を献本したが「がん治療が先、再建は美容」と考える医師は多く再建への理解は進まない。患者の顔も見ずに乳房を切ると告げる医師。誰のための医療なのか?「乳房を取り戻すことは見た目の問題ではない」と彼女は訴えた。そして再度挑んだ再建修正手術で「やっとがんが治った」と感じる。年間約5万人が乳がんと診断されるいま、経験者はその苦しみをどう乗り越えようとしているのか? ”