Eテレ「クニマスは生きていた」を見た

昼間にNHK教育でやってた『クニマスは生きていた』面白かった〜。まさかあの世紀の大発見にMBS毎日放送)のカメラが密着してたとは! もともとはホルマリン漬けにされたことで肌色に変化してしまったクニマスの“色彩を再現するプロジェクト”に密着するために入ったカメラだったのに、まさかの大発見でMBSさんもウハウハだね。一番面白かったのは、クニマスが生息してた西湖の漁師さんの“複雑な思い”(笑)。幼い頃から「産卵期に入って黒く変色したヒメマス(通称:クロマス)」だと信じて疑わなかったモノを、「いや、これヒメマスじゃなくてクニマスですよ。顔も違うじゃないですか。全然別の種類です」って目の前で全否定されるわけだからね。全然違う種類のサカナを同じサカナだと信じ続けたなんて「サカナを熟知してるはず」の漁師としてのプライドが許さないっていう(苦笑)。なのに教授がクニマス発見に興奮してがんがんプライド打ち砕くような発言するもんだから、漁師のおっちゃん見るからに凹んでっちゃって。しかも数年前、クニマス発見に500万の懸賞金がかけられた時「西湖でも探したけど見つからなかったって言っちゃった」って(ああ、、、涙)。おっちゃん、ドンマイよ。昭和10年以来誰も見たことない幻のサカナなんだから仕方ないって。もし再放送する機会があったら是非!